6月26日は露天風呂の日。昭和62年、岡山県にある湯原温泉が町おこしのために定めた記念日だが、今では全国各地に浸透。岐阜県の奥飛騨温泉や大分県の耶馬溪温泉などでも、各種イベントが開かれている。
その普及の背景にあるのが、大の風呂好きである日本人の国民性。特に露天風呂への思い入れは強く、Twitterでも、
「露天風呂とか入れない人生は無理や」
「朝飯食ってからの露天風呂!サイコーっす!幸せっす!!」
「夜中の露天風呂、だんだん朝日で明るくなる感じ気持ちよすぎる」
といったつぶやきが数多くアップされている。
そんな日本であっても、自宅に露天風呂を持つ人は少ない。“庭がない”“毎日入らなくてもいい”など、その理由は想像できるが、やはり設置の金銭面も関係している。
露天風呂の施工を行う「アート美建」のホームページによると、施工価格は200万円~600万円。度肝を抜かれる金額ではないが、通常の浴室よりも値が張るのは事実である。
さらに住宅関連のソーシャルメディアサイト「建築家と出会う場所 HOUSECO」の家づくり相談ページでは、「露天風呂をメインにするのはランニングコスト、維持手間から避けた方がよい」というアドバイスも。
しかし、露天風呂ファンに是非チェックしていただきたいアイテムも登場している。それは気軽に露天風呂を設置できるキット。FRP製品の販売・施工を行う千葉化工やアウトドアグッズを販売するアウベルクラフトなどで販売されており、価格も10万から50万円程度とリーズナブルだ。さらに大掛かりな設置工事は必要なく、メンテナンスも簡単。スペースさえあれば賃貸の一戸建てでも露天風呂ライフを楽しむことができる。
365日、24時間いつでも贅沢な気分でお風呂を堪能できる自宅の露天風呂。思い切って検討してみちゃう!?