住まいの雑学
池谷梢 /企画・エフェクト
池谷梢 /企画・エフェクト
2015年3月25日 (水)

歯磨きをもっと楽しく! スマホ連動“スマートハブラシ”って何?

歯みがきをもっと楽しく!“スマートハブラシ”って一体、何?(画像提供:サンスター)
画像提供:サンスター

クタクタに疲れて帰宅したときや二日酔いの朝などに、歯磨きするのが面倒! と思った経験は誰にでもあるだろう。

つい億劫になりがちな歯磨きを積極的に楽しくできればいいのに…。そんなときのために、歯ブラシとスマートフォンが連動する“スマート歯ブラシ”が開発中だ。普通の歯ブラシに、歯ブラシの動きを認識するアタッチメントを装着するだけで使えるという。

というわけでさっそく、そんなスマート歯ブラシ『G・U・M PLAY(ガムプレイ)』を開発中のサンスター広報部に詳しい話を伺った。

まず、装着するアタッチメントとは一体どんなものなのだろうか?

「歯ブラシの柄の後端に『G・U・M PLAY』をつけて歯磨きをすると、加速度センサーが内蔵されているので歯ブラシの動いた軌跡を認識することができます」

専用の歯ブラシが必要になるのだろうか?

「他社製品も含め、なるべく多くの歯ブラシで使えるように考えています。ただし、歯ブラシは種類が多いので極端に細いものや太いものなどは、『G・U・M PLAY』につけられないものも出てくると思います。アタッチメントの重さもまだ確定していませんが、お子様にも使ってもらえるよう、軽くしたいと考えています」

いま持っている歯ブラシでも使えるならうれしい! では、歯ブラシにつけたアタッチメントと連動するアプリはどんなことができるのだろうか?

「機能のひとつ『MOUTH LOG』は、どのあたりをどのぐらいの時間磨いているかを記録できます。歯磨き時間は2~3分が目安ですが、しっかり磨いたつもりでも、1分も磨いてないなどのクセに気づくことができると考えています」

なかなか自分のクセは気がつきにくいものだが、歯磨きにもクセがあるとは……。『MOUTH LOG』のほかにも、歯磨きと連動した音楽アプリや、ニュースアプリ、歯を磨くことで口内の菌をモデルにしたキャラクターと戦う知育アプリなど、さまざまなコンテンツが用意されているという。

ところで、開発のきっかけはどんなことだったのだろう?

「歯磨きを生活習慣として根付かせるのはなかなか難しいことです。歯磨きそのものを楽しくしてしまえないか、と新たにチャレンジしたのが『G・U・M PLAY』です。歯磨きを義務感から“やりたい”と思える楽しい行為に変えられないかと考え開発しました」

歯周病対策のブランド『G・U・M』は、ペーストハミガキや歯ブラシを始め、歯周病対策のためにさまざまな商品を発売してきた。お口と全身の健康についての啓発情報も発信しているそう。今回の新商品開発は、その思いを伝えるためということだ。

『G・U・M PLAY』は今年の夏以降から年内には商品化される予定とのこと。自分の歯磨き癖を把握することで、みがき残しが多い箇所が分かれば歯もピカピカになりそうだ。これからは面倒な歯磨きが楽しくなりそう!?

●取材協力
サンスター
HP:http://jp.sunstar.com/
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