2014/03/05 00:00

大学生、佐久間望が追いかける桐嶋ノドカ――file.1「出会い」編

OTOTOYには、日々たくさんの声が寄せられます。「あのアーティストがキテる」とか、「次に売れるのは絶対にあのバンドだ」とか、そういった声です。そんななか、ひときわ強い思いを持った女の子が現れました。それが、もともとインターンとしてOTOTOYに通っていた20歳の大学生、佐久間望さん。彼女が心を動かされてしまったのは、女性シンガー・ソングライター、桐嶋ノドカです。

ある日、OTOTOYの編集長に連れられて、たまたま桐嶋ノドカのライヴを目にした佐久間さんは、震えるほどの感動を覚えたとか。そこで、そんな彼女の目を通して、桐嶋ノドカを追いかけてみたい。OTOTOY編集部はそう考えました。桐嶋ノドカとはどんなアーティストなのか、そして彼女の魅力はどこにあるのか、佐久間さんと一緒に迫っていければと思います。まずはその第1回として、佐久間さんに桐嶋ノドカと初めて出会ったときの気持ちを率直に綴ってもらいました。ひとりのアーティストの音楽を聴いて、こんなに素直な感動を覚えるって、素敵です。

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佐久間望が撮影した桐嶋ノドカ

桐嶋ノドカさんとの出会い。

私は、いま20歳です。
大学に通いながら、好きな音楽を追いかけています。

ライヴハウスの音楽ばかり好んで聴いていて、
アカシック、大森靖子、きのこ帝国、進行別通行区分、タルトタタン、トリプルファイヤーなどが最近のお気に入りです。

大学に入って2年くらいは、
好きなアーティストの出るライヴに行きまくっていました。

楽しい!!
楽しいけど、何か足りないような…。

そんなとき、
OTOTOYの編集長に連れて行ってもらったライヴで出会ったのが、
最近の一番のおすすめ、桐嶋ノドカさんというシンガー・ソングライターです。

ステージに立つ姿を初めて見たとき、桐嶋さんは華奢で可愛らしい感じ。
特別目立った印象ないし、なんだか普通かなぁ。

フロアはカッコいい感じの若い人で賑わっていました。
私は、いつも下北沢や新宿でやっているライヴを観に行くので、
渋谷eggmanという場所がそう感じさせたのかもしれないです。

ともかくも、「Wahの歌」という曲から彼女のステージは始まりました。

スーッと入ってくるメロディ。
歌詞もいい。

あれっ? 鳥肌が立ちました。
なんでだろう、ちょっと泣きそうになってる自分。
将来について悩んで考えた気持ちをストレートに歌っている彼女。

自分とそう変わらないであろう世代の女の子が、堂々と歌っている姿を見てわたしは、

「桐嶋ノドカは、地下のライヴハウスで終わらない。
アリーナやドームのようなもっと今より大きなステージで歌う」


そう思わずにはいられませんでした。


・・・なんでこんなこと思ったのだろう?

それがはっきりわかったのは、
友人の家でmiwaの曲を聴いたとき、
それから音楽番組でaikoが歌っているのを見たときでした。

「やっぱり、J-POPっていいなぁ」

何気なくそう思いました。
今までは敬遠していたのに、そう思っていました。

「この感覚って、桐嶋ノドカの音楽を聴いたときと似ている!」と直感しました。

私は、桐嶋ノドカの音楽が好きです。
これからどうなるかはわからないけれど、おもしろそうだと思いました。

普段は、なかなか積極的な性格ではないのですが、
「絶対にいい!」と思ったので、思い切って一緒にライヴを観ていた編集長に猛烈プッシュしました。

すると、
「じゃあ、あなたが追いかけて記事を書いてみたら?」
と言われてしまいました!!!
佐久間望

さっそく桐嶋さんについて調べてみたら、Twitterを発見!→http://twitter.com/nodokakirishima

でも、同世代ということはわかっても、
どんな音楽を聴いているのか、どんなことに興味があるのか、
まだわからないことだらけです。

初めてコラムを書くので、かなりドキドキですが、今はただ、新しく好きな音楽を見つけることができてワクワクしています!

日本大学文理学部社会学科 2年
佐久間望

file.2 「もう一度ライヴへ」編に続く

[連載] 桐嶋ノドカ

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