日本最大の化粧品・美容の総合サイト「@cosme」が、リクルート住まいカンパニー「SUUMO」と共同で、「美容への意識が高い女性がお部屋に求める設備や仕様」を調査しました。
さらに、こちらの調査結果をもとに、レオパレス21が女性の美容をサポートするお部屋「Arma-L 期間限定@cosmeモデル」をつくってみたとのこと。いったいどんな部屋なのか?モデルルームを見学してきました!
今回の調査では、一人または二人暮らしで賃貸住宅に住む、美容・健康に関心のある「@cosme」会員メンバー1,000名(18歳~49歳)にネット上でアンケートを実施。「毎日の”おうち美容”どこで何をしているの?」「美容グッズの収納場所」などについて聞いたところ、お部屋での美容に関する実情や理想、不満点などが見えてきました。
例えば、「@cosmeメンバー1000人大調査「約7割の女子が『ながら美容』」その実態は?」にあるように、平日にスキンケアやエクササイズなど、「美容のために使っている時間」は合計78.1分。朝の忙しい時間帯でも、スキンケアに6.9分、メイクアップに12.1分と、約20分を掛けていることが分かりました。
なお、そのうちの約7割は「ながら美容」を実践。場所も洗面台の前ではなく、リビングなどで行っているようです。化粧水や美容液をなじませたり、パックをしたりといった手持ち無沙汰な時間に、テレビやネットをチェックしている女子も多い模様。
また、アンケートからは、多くの女子が「美容グッズの収納場所」に不満を抱いている実態も明らかに。「いま住んでいるお部屋、美容面を考えて不満はある?」との質問には、不満に感じるポイントの第1位に「洗面台の収納」、第3位に「居室の収納」がランクインしました。
Q.あなたがご自宅でスキンケアやメイクアップをするうえで場所、設備のどのような点に不満を感じていますか。(複数回答)
こうした声を受け、「レオパレス21」が東京・中野区にあるモデル棟の一室に、美容仕様の部屋を施工(3月30日まで公開)。アンケート結果からみえてきた、美容行動における設備面のお悩みを解決すべく、ワンルームにさまざまな工夫を取り入れています。それでは、早速お部屋の中をのぞいてみましょう。
入ってすぐ目に飛び込んでくるのは、女優の楽屋を思わせる横幅120cmの大きな鏡と洗面台。リビングにどーんと鎮座するそれは、パウダールームさながらの充実ぶり。これなら、洗顔からメイクだけでなく、鏡に身体を映しながらヨガなどを行うことができます。洗面台横のスペースも余裕たっぷりで、美顔器を置けば、おうちでエステも楽しめそう。
また、今回のモデルルームには、アンケートで多くの女子が実践していると答えた「ながら美容」をサポートするユニークな工夫も、随所に盛り込まれています。例えばワンルームでは珍しい、窓から明るい日が差し込むオープンキッチンのカウンター。この場所にも「ながら美容」のための工夫が隠されています。
「一人で腹筋が出来る足を引っ掛けるところがあるといい」というアンケート回答者の声をヒントに、キッチンカウンターの下に棒を設置。こちらは、床から15cmの高さにすることで足置きになるだけでなく、腹筋の際の足かけにちょうどよいようにしています。美容のためにデッドスペースもさりげなく活用しているというわけ。
これだけの設備が整っていれば、美への意識が高い女性も大満足なはず。「入居したい!」と思う人もいるかもしれないが、現在商品化に向けて準備を進めているそうで、気になる家賃もこれから決定するとのこと。
とはいえ、今住んでいるお部屋にすぐ取り入れられそうなポイントもありました。例えば、UVカットカーテンはネットで検索してみると、幅1mで1600円台から購入可能。また、空きスペースにつっぱり棒を取り付けて、腹筋棒として活用してもいいかもしれないですね。
というわけで、随所に細やかな配慮とアイデアが詰め込まれた、こちらのモデルルーム。こんなお部屋に住めたら、美容に対するモチベーションもますますアップしそう。今後、女性のキレイをサポートしてくれる、こうした部屋が増えていくことに期待したいですね。