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末吉 陽子(やじろべえ)
2014年3月19日 (水)

リビングに洗面台、腹筋棒…美容女子の声を活かしたモデルルーム見学記

美容にこだわる女子の理想を叶えるモデルルームが登場(写真撮影:SUUMO編集部)
写真撮影:SUUMO編集部

日本最大の化粧品・美容の総合サイト「@cosme」が、リクルート住まいカンパニー「SUUMO」と共同で、「美容への意識が高い女性がお部屋に求める設備や仕様」を調査しました。
さらに、こちらの調査結果をもとに、レオパレス21が女性の美容をサポートするお部屋「Arma-L 期間限定@cosmeモデル」をつくってみたとのこと。いったいどんな部屋なのか?モデルルームを見学してきました!

住まいにまつわる美容女子のリアルな本音は、「洗面台の収納」が不満第1位

今回の調査では、一人または二人暮らしで賃貸住宅に住む、美容・健康に関心のある「@cosme」会員メンバー1,000名(18歳~49歳)にネット上でアンケートを実施。「毎日の”おうち美容”どこで何をしているの?」「美容グッズの収納場所」などについて聞いたところ、お部屋での美容に関する実情や理想、不満点などが見えてきました。

例えば、「@cosmeメンバー1000人大調査「約7割の女子が『ながら美容』」その実態は?」にあるように、平日にスキンケアやエクササイズなど、「美容のために使っている時間」は合計78.1分。朝の忙しい時間帯でも、スキンケアに6.9分、メイクアップに12.1分と、約20分を掛けていることが分かりました。

なお、そのうちの約7割は「ながら美容」を実践。場所も洗面台の前ではなく、リビングなどで行っているようです。化粧水や美容液をなじませたり、パックをしたりといった手持ち無沙汰な時間に、テレビやネットをチェックしている女子も多い模様。

また、アンケートからは、多くの女子が「美容グッズの収納場所」に不満を抱いている実態も明らかに。「いま住んでいるお部屋、美容面を考えて不満はある?」との質問には、不満に感じるポイントの第1位に「洗面台の収納」、第3位に「居室の収納」がランクインしました。

Q.あなたがご自宅でスキンケアやメイクアップをするうえで場所、設備のどのような点に不満を感じていますか。(複数回答)

リビングに洗面台、腹筋棒…美容女子の声を元につくった部屋に行ってみた

【表1】上位10項目を抜粋(出典:「SUUMO」×「 @cosme」『美容・健康と住まい』に関する意識調査)

こうした声を受け、「レオパレス21」が東京・中野区にあるモデル棟の一室に、美容仕様の部屋を施工(3月30日まで公開)。アンケート結果からみえてきた、美容行動における設備面のお悩みを解決すべく、ワンルームにさまざまな工夫を取り入れています。それでは、早速お部屋の中をのぞいてみましょう。

横幅120cmの鏡と収納力のある洗面台をリビングに設置し、「ながら美容」を快適に

入ってすぐ目に飛び込んでくるのは、女優の楽屋を思わせる横幅120cmの大きな鏡と洗面台。リビングにどーんと鎮座するそれは、パウダールームさながらの充実ぶり。これなら、洗顔からメイクだけでなく、鏡に身体を映しながらヨガなどを行うことができます。洗面台横のスペースも余裕たっぷりで、美顔器を置けば、おうちでエステも楽しめそう。 

リビングに洗面台、腹筋棒…美容女子の声を元につくった部屋に行ってみた

【画像1】大きな鏡があるとヨガのポーズも、ひとつひとつしっかりチェックできる(画像提供:@cosme)

リビングに洗面台、腹筋棒…美容女子の声を元につくった部屋に行ってみた

【画像2】この場所に化粧台があると、テレビを観ながらのメイクやヘアセットも楽々。忙しい朝の時間も無駄にしません(画像提供:@cosme)

リビングに洗面台、腹筋棒…美容女子の声を元につくった部屋に行ってみた

【画像3】就寝時に大きな鏡があると気になるという人は、備え付けのロールスクリーンで目隠しすることもできる。鏡の両端のLEDライトは、顔に陰が出にくくなるように配置されているため、メイクの完成度もアップしそう(写真撮影:SUUMO編集部)

リビングに洗面台、腹筋棒…美容女子の声を元につくった部屋に行ってみた

【画像4】コスメをたくさん持っている女性にうれしい、たっぷり収納できる引き出しを洗面台の下に用意。左側の引き出しは上下とも、高さが21.5cmある背の高いヘアスプレーが入る(写真撮影:SUUMO編集部)

リビングに洗面台、腹筋棒…美容女子の声を元につくった部屋に行ってみた

【画像5】置き場所に困りがちな、アイロンやコテなどを置くスペースもしっかり確保。メイクスペースにある4カ所のコンセントは、コードが邪魔にならない机の上下に2カ所ずつ使いやすい場所に設置されている(写真撮影:SUUMO編集部)

リビングに洗面台、腹筋棒…美容女子の声を元につくった部屋に行ってみた

【画像6】ちなみにカーテンも特別仕様。「部屋の中でも紫外線にあたらないようにしている」「自然光の下でメイクしたい」といった声を受け、明るさをたっぷり取り入れつつ、UVカットしてくれるカーテンを採用(写真撮影:SUUMO編集部)

また、今回のモデルルームには、アンケートで多くの女子が実践していると答えた「ながら美容」をサポートするユニークな工夫も、随所に盛り込まれています。例えばワンルームでは珍しい、窓から明るい日が差し込むオープンキッチンのカウンター。この場所にも「ながら美容」のための工夫が隠されています。

「一人で腹筋が出来る足を引っ掛けるところがあるといい」というアンケート回答者の声をヒントに、キッチンカウンターの下に棒を設置。こちらは、床から15cmの高さにすることで足置きになるだけでなく、腹筋の際の足かけにちょうどよいようにしています。美容のためにデッドスペースもさりげなく活用しているというわけ。

リビングに洗面台、腹筋棒…美容女子の声を元につくった部屋に行ってみた

【画像7】キッチンカウンター下の棒は腹筋の足かけにちょうどよい高さ(写真撮影:SUUMO編集部)

リビングに洗面台、腹筋棒…美容女子の声を元につくった部屋に行ってみた

【画像8】近くにテレビを置けば、好きな番組をチェックしながらエクササイズに励むことができる。左奥には、ヨガマットなどを収納するスペースも確保。(画像提供:@cosme)

これだけの設備が整っていれば、美への意識が高い女性も大満足なはず。「入居したい!」と思う人もいるかもしれないが、現在商品化に向けて準備を進めているそうで、気になる家賃もこれから決定するとのこと。

とはいえ、今住んでいるお部屋にすぐ取り入れられそうなポイントもありました。例えば、UVカットカーテンはネットで検索してみると、幅1mで1600円台から購入可能。また、空きスペースにつっぱり棒を取り付けて、腹筋棒として活用してもいいかもしれないですね。

というわけで、随所に細やかな配慮とアイデアが詰め込まれた、こちらのモデルルーム。こんなお部屋に住めたら、美容に対するモチベーションもますますアップしそう。今後、女性のキレイをサポートしてくれる、こうした部屋が増えていくことに期待したいですね。

●本モデルルームについて@cosmeサイトでも紹介中
理想のキレイ部屋、ついに完成!(@cosmeサイト)

http://www.cosme.net/html/ad_spc/1403_beautyroom/
●モデルルーム見学に関する問い合わせ先
HP:http://www.leopalace21.jp/lineup/arma_l/cosme.html
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