初夏は害虫が増える時期。特に嫌なのが、まるで忍者のように俊敏な動きで部屋を動き回る黒い奴、ゴキブリだ。「一匹見つかれば、数十匹いると思ったほうがいい」などと言われることもあり、見つけたときの絶望感といったら半端ないものがある。
しかも、食中毒や腸炎の原因になるサルモネラ菌などの細菌性病原体を媒介するほか、糞などはハウスダストアレルギーの原因になることもあるという。見つけた場合は一刻も早く対応したいところだ。
そこで今回は、一般財団法人・日本環境衛生センターの武藤さんに、ゴキブリ退治に効くというホウ酸団子について話を聞いた。
ホウ酸団子のレシピは以下の通り。
■材料
ホウ酸 約500g
玉ねぎ 約400g(約2~3個)
砂糖 大さじ2
牛乳 大さじ1
小麦粉 140g
■作り方
1、玉ねぎをすりおろし、牛乳と混ぜ合わせる…A
2、ホウ酸、小麦粉、砂糖を混ぜ合わせる…B
3、AとBを混ぜ合わせ、かたちを整える
4、1週間天日に乾かして完成
こうしてつくったホウ酸団子は、どこに設置するといいのだろうか?
ちなみにこのホウ酸団子、殺虫剤のような即効性はなく、ゴキブリが死ぬまでに3日程度はかかるそうだ。
これからの季節はゴキブリの産卵期でもあるため、ゴキブリの存在をそのまま放置すればさらに数が増えて大変なことになる可能性も。もし発見した場合は速やかに駆除しよう。