住まいの雑学
55
SUUMOジャーナル ピックアップ
2012年11月15日 (木)

スポーツにおける英才教育。プロになるためにはいくら掛かるの?

スポーツにおける英才教育。プロになるためにはいくら掛かるの?
Photo: Hemera / thinkstock

本日11月14日、サッカー日本代表のワールドカップ・アジア地区最終予選オマーン戦が行われた。ワールドカップ出場への本当の試練ともいわれたアウェーでの一戦を2-1で手に収め、グループBの首位を独走中。ワールドカップ出場に王手をかけた。

ところで、サッカーに限らずあらゆるスポーツにおいて、日の丸を背負い日本代表として世界の舞台で戦うことができるのはほんの一部の選手。トップアスリートのなかでもさらに優れた選手、いわばエリート中のエリートというわけだ。

ここで気になるのが、スポーツにおける英才教育のお値段だ。例えばサッカーのプロ選手を目指した場合、小学校、中学、高校までで一体いくらのお金が掛かるのか? そしてプロになった場合、契約金、年収、活躍年数などを考慮して、投資額は回収できるのか? 子どもを持つ親でなくとも、ちょっと気になるところだろう。そこで、スポーツ情報を詳しく紹介する「ジャングルスラローム」の記事を参考にしながら考えてみよう。

この“スポーツの英才教育の費用”と題した記事では、「サッカーは小学校で102万円、中学高校で200万円あわせて計302万円」と掲載している。これだけを見ると、けして安い金額ではないように思うが…。

では、稼ぎはどれくらいなのだろう。同サイトでは「Jリーグの最高契約金は1億6000万円、Jリーグの平均給与2000万円」と紹介。そして「サッカー選手の現役平均年数は5年」とのことなので、元は十分に取れる計算になる。
しかし、当然のことながら単純にお金を掛けたからプロになれる、というワケではない。才能があり、意識を高く持ち、人よりも努力をしたからこそ、プロとして活躍できるのだ。

また、最初からプロを目指すのではなく、情操教育の一環としてサッカーを始めさせる親御さんも多いはず。競技を通じて友達ができたり、協調性を学んだり、根性が身についたりと、家庭では教えることが難しい要素も多々あるだろう。お金だけでは換算できない“プライスレス”ななにかが、そこにはあるはずだ。

前の記事 「仏壇」のイメージを一新する新しい供養のカタチ、「いのりのおうち」
次の記事 七五三の祝い方は多種多様。千歳飴でケーキ入刀させる家庭も
SUUMOで住まいを探してみよう