住まいの雑学
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2013年4月13日 (土)

ママの交流の場「ママ会」。自宅開催する際の心得ってなに?

「ママ会」自宅開催の心得とは(写真: Hemera / thinkstock)
写真: Hemera / thinkstock

子育て中のママたちにとって重要な存在なのが「ママ友」。仲間うちで育児の悩みを共有することで、不安を解消しつつストレスの発散にも繋げる。日中、ひとりで子育てをしているママにとって、ママ友は欠かせない存在なのだ。

ママ友と過ごす際、「ママ2名+子ども」のセットで過ごす場合も多いが、最近は4~5名のママ友を集めて大人数で過ごす、いわゆる「ママ会」と呼ばれるものが人気だ。そういった場合は、子どもたちを自由に遊ばせられるといった理由から、自宅で開催することも多いよう。

自宅開催のママ会の魅力について、東京都在住のTさんは、

「自分が料理好きなので、集まって食べてもらえるというだけでうれしいです。それに、子どもが騒いだりしても周りの目が気にならないですし、外食とくらべると割安で、時間を気にしなくていいのも利点ですね」

と話してくれた。ほかにも、

「子どもたちが集まって勝手に遊んでくれるので、ママたちがおしゃべりに集中できるのがいい」(東京都・Hさん)

という声も聞かれた。

ただ、大変なのが準備。ホスト側のママは、料理の準備はもちろん、部屋の掃除や片づけにも気が抜けない。料理については、キッシュなどの手のこんだメニューが人気で、ママたちは手間を惜しまず準備するという。また洗面所に来客用のかわいいタオルを準備するなど、細部にまで気を使う必要があるそうだ。

ところで、ママ会に招かれた場合には、どういったことに配慮する必要があるのだろうか。

「お土産は必ず持って行きますが、日持ちするもの・家族全員で楽しめるものを選ぶようにしています。また、帰る時間をあらかじめ伝えておき、スムーズに解散できるようにします」(Tさん)
「授乳中のママがいる場合は、お土産にはなるべく和菓子を持って行きますね。また、子どもも一緒に食べられるお菓子を選ぶことも多いです」(Hさん)

やはり手土産に関する気配りやこだわりが多いようだ。集まるメンバーのことを考えてお土産を準備すると、失敗がなさそうだ。

一方で、子どもがいると予定通りにいかないことも多い。

「子どもの体調によって、延期になったり中止になったりすることも多々あります。ママ会の最中に子どもが発熱したこともありますよ。そのときは、近所の小児科に急行しました」(Tさん)
「子どもが招かれたお宅の雰囲気になじめず、ずっと不機嫌で私にべったりでした」(Hさん)

このように、子どもにまつわる苦労話も若干ある様子。

しかし「自宅でのママ会」は圧倒的な人気のようで、「ママこえ」(http://mamakoe.jp/)のランキングでも、ママ会の開催場所第1位は「ママ友や自分の家」(44%)とされている。

ちなみに印象に残るママ会があるかを聞いてみると、「何よりも、子ども同士が仲良く遊んでくれたとき」という声があがった。子どもが楽しいとママも楽しい、ということだろうか。ママ会を開くなら、子どもが楽しめるかどうか、を考えるのが成功の秘訣かもしれない。

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