シェアハウスってお金のない若者が住むところ、なんて考え方はもう古い!? 8月上旬に東京の浅草でオープンする「プレミア浅草(仮称)」は、夢を叶えたい人の強い味方になってくれそうな物件なんです。
建物内には6m×8mほどの鏡張りのダンススタジオが設けられ、ダンサーや劇団員、お笑い芸人などを目指す人に無料で開放。練習に励み、汗をかいたらすぐにシャワーを浴び、そのまま自室で就寝ってな感じで、日常の中で利用できるのがポイントです。気になる家賃も6万9000円からと、都心にしてはけっこう割安。全46部屋の個室それぞれに、ベットやエアコン、冷蔵庫なども備え付けられています。さらにキッチンやラウンジのある共有スペースは、同じような夢を持つ仲間との出会いの場になるので、会話を通してモチベーションのアップにもつながりそう。
そんな夢のある物件を企画した、株式会社オークハウスの富永さんに詳しくお話を聞いてみました。
「知り合いのダンサーから、若い子たちの練習場所が少ないという話を聞いたのがきっかけでした。練習場所にかかる費用は、生活費の中でも結構な比重を占めるようなんですよ。そこでダンススタジオ付きのシェアハウスなら、敷金や礼金が必要ありませんし、日常で使う設備もそろっているので、これから上京する方にもぴったりだと考えました。最近は目的を持ってシェアハウスに入居する方が増えているので、今後もその夢を応援できるような施設を展開していきたいです」
料理人を目指す若者に向けた、大型キッチンのあるシェアハウスも予定していると語る富永さん。ミュージシャン向けに防音設備を取り入れた物件や、デザイナー、芸術家、カメラマン向けに個展が開ける画廊スペースを設けたシェアハウスも構想中なのだとか。
ワンルーム暮らしでは難しい大掛かりな設備の導入が、大人数で暮らせばどうにかなるなんて、こりゃ盲点でした。これからもシェアハウスならではの強みを活かした物件が続々と登場しそうです。
プレミア浅草(仮称)
電話:03-6426-0852(株式会社オークハウス シェアハウス情報館)
HP:http://www.oakhouse.jp/
※写真はイメージです。実際の施設とは異なります