聖なるクリスマス、教会で本格的な「ミサ」に参加するには？

12月25日はもちろんクリスマス！しかしこの三連休、連日クリスマスパーティでもう遊び尽くした、という人も多いのでは？ ならば、肝心のクリスマス当日は、少し気分を変えて”神聖な”クリスマスを体験するのはいかがだろうか。そう、よく映画なんかで見る、教会でのクリスマスミサだ。でも、キリスト教徒でもない人が、ミサに参加してもいいのだろうか？

■来訪者に制限はないが、マナーを守ろう

教会は基本的に、来訪者に制限を設けているところはほぼない。しかし、キリスト教徒にとっての大切な宗教施設であることを忘れてはいけない。主だった教会のサイトなどに書かれていた注意事項をまとめてみたので、参考にして欲しい。

1、お祭り気分は控えめに
キリスト教においてクリスマスは重要な行事、浮かれて騒ぐのはもってのほかだ。もちろん服装などもきちんと整えよう。

2、信者や関係者の妨げとならないように
普段から信仰している人が優先で、そこに加えてもらう気持ちを忘れないよう。写真撮影は禁止のところがほとんどだ。

3、交通情報を確認
駐車場がなかったり少ない教会も多い。公共交通機関の時間を確認しておこう。

4、寄付などを求められることも
金額は決まっていないが500円～1,000円程度。何か頂くようなことがあればプラスアルファで。

これらのルールさえ守れば、神聖なクリスマスミサを体験することができるはずだ。

■都内の有名な教会のミサ日程

そもそも「教会がどこにあるか知らない」という人が多いのでは？

都内で有名なのは、麹町の上智大学構内にある聖イグナチオ教会。毎年大勢の人が訪れることでも有名であり、テレビのニュースでも度々放送されている。25日には御降誕ミサが7:00から18:00まで、全部で6回行われる。

また、世田谷区のカトリック上野毛教会では、日付の変わる25日の0時ちょうどにミサを開催。その他にも7:00、10:30、18:00の合計3回のミサが開催される。

さらに武蔵野市のカトリック吉祥寺教会では、25日の10:30、16:00の他に19:00にもミサが行われる。「今日は仕事」という人も、この時間であれば終業後でも間に合うのではないだろうか。

この他にも都内を含め全国各地に教会は数多く存在し、それぞれにミサをはじめとしたクリスマスのイベントを行っている。自宅や会社の近くの教会を調べてみると、Webサイト上に情報を載せているところもある。また、問合せをしてみるのもいいだろう。

それでは皆様、メリークリスマス！