国土交通省が提供する資料によると、1911年にオーストリアのレルヒ少佐が、日本に最初にスキーを伝えたとされている。約100年の月日を経て日本のスキーは大きく発展を遂げ、今やスキーとスノーボードはウインタースポーツに欠かせない存在となった。
そんなスキーやスノボだが、日常的に楽しんでいる雪国の方たちは、雪まみれのウェアや道具を、どのように家に持ち込んでいるのだろうか。スキー場及びスポーツ施設用安全用品の開発・販売を行う山栄開発株式会社の田中さんにお話を伺った。
乾燥室などの施設を整えるのには、そこそこのお金がかかるので、一般家庭では洗濯物を干す感覚でウェアを乾かすということか。一方、ブーツやスキー板はそのままでは家に持ち込めないと思うのだが、どのように対処しているのだろうか。
日用品を使って手入れしている方が多いようだ。ほかにも、お湯をかけて雪を流すという方法も使えるそう。さて、雪を落として乾かしたら、どこに収納するのだろう。かなりスペースを取りそうだが…。
スキーやスノボは楽しい半面、片付けの大変さもある。雪国に住む人はお手のものだろうが、あまり雪に慣れ親しんでいない人にとっては大変な作業。今回紹介した方法を活用して、賢い収納を心掛けたい。