リフォーム・内装
63
SUUMOリフォーム 編集部
2013年11月21日 (木)

知ってるだけでセンスアップ!インテリアコーディネートの超キホンとは?

インテリアコーディネートの基本を押さえて居心地のいい空間をつくろう(写真: iStock / thinkstock)
写真: iStock / thinkstock

住み替えやリフォームをきっかけに、インテリアもグンとセンスアップさせたい。そう考えているあなたに、難しいハナシは一切なし! ちょっと意識するだけで室内のコーディネートがきちんとまとまる、2つのポイントをお教えします。

ポイント1:自分の好きな場所やものから「デザインテーマ」を考える

ソファやカーテンなどをいきなり選び出す前に、まず、自分の「好き」や「こだわり」について考えてみましょう。どんな雰囲気のものが好きで心地よいと感じるのか、また、どこにこだわりがあるのか、自分の好みを把握しておくことが、実はセンスアップの大事なはじめの一歩なのです。

インテリアの雑誌を見てもいいですし、憧れのホテルやお気に入りのカフェなどにも自分の好みは表れるもの。あるいはインテリアに限らなくても、好きな街、好きな風景、好きなブランド、よく行く場所でもかまいません。それらの何に惹かれるのか、どうして気分が良くなるのか、ちょっと考えてみるだけで、ぼんやりしていた自分の「好み」がハッキリわかってくるのでは。

自分の「好き」を探して集めていくうち、共通する何かが見えたら、それが「デザインテーマ」です。「シンプル」でも「南仏のカフェ風」でも「木の香り」でも何でもいいので、室内をこんなふうにしたいというイメージを表すキーワードを見つけておきましょう。そのうえで内装や家具など実際のインテリアに目を向けると、本当に自分にとって居心地のよい部屋がつくれるはずです。

ポイント2:テーマをもとに「インテリアスタイル」を意識する

インテリアのデザインテーマが決まったら、同時に「スタイル」も意識してみましょう。モダン、クラシック、カントリーなどがこれにあたり、モダンでも、スタイリッシュモダン、シンプルモダン、ナチュラルモダンなどさまざまなカテゴリーがあります。

昨今人気のスタイルは、自然素材を多く取り入れたナチュラルテイストや、北欧デザイナーの家具や木の風合いを特徴とする北欧テイスト、モダンな中に障子や畳などのアイテムや和の色使いを取り入れた和モダンなど。若い世代には1940〜60年代の(主に米国の)デザイナー家具をフィーチャーしたミッドセンチュリーも好まれています。

知ってるだけでセンスアップ!インテリアコーディネートの超キホンとは?

北欧モダン(写真: iStock / thinkstock)

知ってるだけでセンスアップ!インテリアコーディネートの超キホンとは?

和モダン(写真: iStock / thinkstock)

決まった定義はなくイメージによる分類ですが、こうしたスタイルをもとにインテリアの色や形、素材を選ぶと、室内に統一感が生まれるのでオススメ。インテリアコーディネーターやショップスタッフなどプロに相談するときも便利です。

特に初心者の場合、色でも物でも好きなものを都度取り入れて、全体をごちゃごちゃにしてしまいがち。インテリアはバランスが要ですから、こうした失敗を防ぐためにもスタイルを考えるのは役立つでしょう。

インテリアコーディネートに正解はありません。自分なりの解釈でいいので、テーマやスタイルといった全体をくくるものを決めておくと、全体がまとまりやすくなるでしょう。どれだけ自分なりの解釈ができるか、センスアップのポイントは自分の「好き」を知ることにあるといえます。

構成・文/今井早智

RF全国1311表紙『SUUMOリフォーム1月号』では、
センスアップリフォームを成功させる5つのステップや
コーディネートの5つのヒントなど、さらに詳しく解説!
購入はこちらから

楽天ブックスから購入<ポイント10倍キャンペーン実施中>
Amazonから購入
富士山マガジンサービスから購入

前の記事 潜入!「リノベーションEXPO JAPAN 2013 in札幌」
次の記事 ガラス張りのお風呂って恥ずかしくない? その実際のところとは?
SUUMOで住まいを探してみよう