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2013年3月1日 (金)

新しい常識で家をつくろう!「HOUSE VISION」が3月2日より開催

3月2日から24日まで、お台場・青海駅前の特設会場で「HOUSE VISION 2013 TOKYO EXHIBITION(以下、HOUSE VISION)」が開催される。このイベントは、エネルギーや家電、コミュニティなど、多様な産業のこれからの発展を、新しい「住まいのかたち」として探る試みで、日本デザインセンター代表である原研哉氏がディレクターを務める催し。ちなみに企画コーディネートは建築家の土谷貞雄氏、会場構成は同じく建築家の隈研吾氏が手掛けている。

会場では、他分野から参加する企業と建築家のコラボレーションによる原寸大の家の展示や、多彩なゲストを招いてのトークセッションなど、さまざまな方法で「家」を軸とした新しい都市の独創性について発信される予定だ。

そこで今回は、このイベントの概要や展示内容などについて、HOUSE VISION実行委員会事務局にお話を伺ったので、いくつかご紹介したい。

「HOUSE VISIONは『新しい常識で都市に住もう』を理念とし、『家』を未来の産業の交差点として見立てていくプロジェクトです。エネルギー、移動、通信、複合家電、成熟マーケティング、健康・医療、生活雑貨など、先端技術とサービス諸分野を横断する大きな産業ビジョンを、『家』という目に見える展示物に集約、具体化します。それによって、企業と企業、企業と生活者、そしてクリエーターと社会の間に、新たな産業の活性を促す、具体的な契機を創出したいと考えております」

会場内にはどんな家が展示され、またほかにはどんなイベントが行われるのだろうか?

「展示される原寸大の家は、総合住生活企業のLIXILと建築家の伊藤豊雄氏がコラボレーションした“新たな省エネルギーと住み心地”を提案するエキシビジョンハウスや、自動車メーカーのHondaと建築家の藤本壮介氏のコラボハウスなどが展示されます。また、会期中は最終日以外毎日、建築家や企業の代表、アーティスト、デザイナー、研究者、編集者など多彩なゲストを迎えてHOUSE VISIONならではの組み合わせと内容でトークセッションが実施されます。ゲストの詳細はこちらのホームページを参照してください」

展示される家に関しては、ほかにも蔦屋書店×東京R不動産、住友林業×杉本博司氏など、名だたる企業と建築家のコラボが見られ、トークセッションには上記の企業、建築家のほか、アーティストの日比野克彦氏、茶人の千宗屋氏など、さまざまな分野から豪華なゲストが参加する予定だ。

入場は有料だが(当日券一般1800円、学生1500円)、「家」というものを考える機会として、一度は訪れておきたいイベントではないだろうか?

■HOUSE VISION 2013 TOKYO EXHIBITION
http://house-vision.jp/

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