現在、東京の渋谷にあるDIESEL SHIBUYAにて、住宅や商業空間の設計で活躍する建築家・大野力氏(建築設計事務所sinato代表)によるインスタレーション「LINES」が開催されている(期間は今年2月22日から来年2月16日まで)。
このイベントは、大野氏が手掛けた輪郭線だけで構成された部屋に、DIESELのホームコレクションラインのアイテムを点在させた展示会。部屋という空間を壁などの面ではなく、線のみで区切ることによって、ベッドルームやリビング、そして廊下を表現するという画期的で実験的な試みだ。
開催以来多くの来場者を集め話題となっているが、果たしてその魅力とは? イベントを手掛けた大野氏に直接話を聞いてみた。
この輪郭線だけでできた空間に展示されているのは、家具や照明を扱うDIESELのホームコレクション「Successful Living from DIESEL」のアイテムたち。ファニチャーはモローゾ、照明はフォスカリーニ、テキスタイルはズッキとイタリアを代表するインテリアメーカーとのコラボレーションにより、デザインだけでなく品質においても高い評価を得ているコレクションだ。
ちなみに来場者の反応、反響はいかがだろうか?
来年2月まで開催されている「LINES」。大野氏によると、期間中には何度かアップグレードする予定だそうだ。部屋と家具、さらには家という空間を考える機会として、一度訪れておきたいイベントである。