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「口臭」「脇臭」「ストレス臭」予防法をニオイの専門家が解説

 脇、足、口…男女年齢問わず悩ますニオイ問題。そのうち3つのニオイ「口臭」「脇臭」「ストレス臭」の対策法について、ニオイの専門医、医学博士で体臭多汗研究所代表を務める五味クリニックの五味常明院長に聞いた。まずは、口臭から。

「口が乾いていると雑菌が繁殖し、口臭や虫歯の原因に。最大の予防法は、殺菌力の強い唾液で口中を満たすこと。唾液を増やすには、水分補給のほか、口を大きく動かしたり、舌を回して口の中を刺激するのも効果的ですよ」(五味さん)

 脇臭についてはこう解説する。

「脇臭を敏感に感じる人は、気にしすぎて汗が多く出て、それがニオイの原因になっている可能性が。この場合、汗を減らす効果があるボトックス注射がおすすめ。『もうにおわない』と自信がつけば多汗も自然に治ります」(五味さん)

 最近働く女性に増えているというのが、ストレス臭だ。

「ストレスで肝臓が疲れると、体内のアンモニアが分解しきれず、尿として排出できなくなります。その結果排出しきれなかったアンモニアが汗と一緒に出て、ニオイの原因になるのです」(五味さん)

 そんなストレス臭を予防するには?

「ストレスによるアンモニア臭は、放置するとニオイが強まるので汗はこまめに拭いて。ゆっくり湯船につかるのも大事。湯船にコップ1杯の酢を入れると、酢のクエン酸が汗腺に吸収され、アンモニアの生成を抑える作用が」(五味さん)

※女性セブン2013年10月3日号

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