12月1日は「カイロの日」。Wikipediaによると、カイロの需要がピークを迎える12月の最初の日ということから、カイロについての正しい知識の普及と需要促進を目的に、日本カイロ工業会によって制定されたという。
エコや節約が見直されるなか、ここ最近カイロが再び注目を集めている。なかでも使い捨てない充電式カイロが評判だ。「日経ビジネスオンライン」の記事によると、三洋電機の『エネループ カイロ』が特に好評のようで、デザイン性の高さも手伝って、2007年以降は店頭での品薄状態が続いているようだ。このほかにも、パソコンに接続して充電できるUSB充電式カイロなど、機能的でスタイリッシュな新製品が続々登場している。
そんなカイロだが、体を温めることでさまざまな効果が得られると最近はネット上で話題になっている。ここでは特に気になるものを紹介していこう。
【内臓温めダイエット】
体温が1℃上がると基礎代謝量は約12%上がるので、カイロでお腹を温め体温を上げることで、自然と痩せやすい体質に近づくことができるらしい。体が温められ余分な水分が排出されることで、むくみも解消できる。
【カイロを使った風邪予防、カンタン温活のススメ】
肩甲骨の間にある風門というツボにカイロを貼ると風邪の予防に効果的。これだけで体全体がポカポカになり、背中からの冷えを感じにくくなる。風邪のひき始めの症状も、ここを温めることで改善するのだとか。
ただし注意したいのがその安全性。「日本カイロ工業会」のホームページによると、カイロによる低温やけどを防ぐために、
1.カイロを直接肌にあてない
2.カイロのあたっている場所を圧迫しない
3.1カ所に長時間カイロを当てない
4.熱いと感じたときはすぐにカイロをはずす
5.就寝時には使用しない
6.使用部位、目的が特定されているものはそれを守る。
と注意を促している。正しい使用法を守って最大限の効果を引き出し、これから訪れる本格的な冬の寒さを賢く乗り切りたい。