温泉、プール、シアタールーム、フィットネスルーム…。大規模な分譲マンションや高級賃貸マンションには、そんな羨ましい共用施設が備わった物件も多い。そんな共用施設の中でも、ゲストルームはマンション居住者の親族や友人などを泊める、まさに「ゲスト」のための部屋。超高層マンションの場合、眺望を満喫できる上層階にゲストルームを設置することも多く、さらに趣味のよい調度品がしつらえられ、ホテルさながらのスペースとなっている。
とはいえ、ホテルとは違ってあくまで共用スペース。もし親戚や友人にゲストルームに招待してもらう場合、あるいは自分の住むマンションのゲストルームにお客様を呼ぶ場合、ホテルと違って気をつけることはどんなことだろう?管理組合によって運営方法は異なるが、一般的な利用方法について野村リビングサポート株式会社の荒木伸英さんに伺った。
ただ、長期連泊は難しく、2泊までとしている物件が多いらしいので、その辺は注意が必要とのこと。続いて、宿泊の際に注意する点はどんなところだろう?
営利目的の営業ではないので、アメニティの持ち込みが必要なのは当然といえば当然だけれども、うっかり忘れると困ったことになるので事前に準備を確認しておこう。
建物内の共用施設を安価に使わせてもらうのだから、それなりの協力は必要になってくる。招待してくれた友人や知人と同じ建物でゆっくり過ごせるのがなによりも魅力なゲストルーム。マンション居住者みんなのものだという意識を持って利用すれば、快適に上質な空間を謳歌できるだろう。