住まいの雑学
できれば避けたいご近所トラブル
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2014年2月7日 (金)

マンションのゲストルームに招待されて宿泊。泊まる際の注意点とは?

ゲストルームに実際に宿泊するにはどうすればいいのか…。(画像提供:野村リビングサポート株式会社)
画像提供:野村リビングサポート株式会社

温泉、プール、シアタールーム、フィットネスルーム…。大規模な分譲マンションや高級賃貸マンションには、そんな羨ましい共用施設が備わった物件も多い。そんな共用施設の中でも、ゲストルームはマンション居住者の親族や友人などを泊める、まさに「ゲスト」のための部屋。超高層マンションの場合、眺望を満喫できる上層階にゲストルームを設置することも多く、さらに趣味のよい調度品がしつらえられ、ホテルさながらのスペースとなっている。

とはいえ、ホテルとは違ってあくまで共用スペース。もし親戚や友人にゲストルームに招待してもらう場合、あるいは自分の住むマンションのゲストルームにお客様を呼ぶ場合、ホテルと違って気をつけることはどんなことだろう?管理組合によって運営方法は異なるが、一般的な利用方法について野村リビングサポート株式会社の荒木伸英さんに伺った。

「まず利用にあたっては、マンションの共用施設なので事前に宿泊予約をする必要があります。予約は、管理室やフロント、物件によってはインターネットから申し込みが可能な場合もあります」

ただ、長期連泊は難しく、2泊までとしている物件が多いらしいので、その辺は注意が必要とのこと。続いて、宿泊の際に注意する点はどんなところだろう?

「ホテルのように専任スタッフがおらず、サービスやアメニティの面で違和感を持たれる方もいらっしゃいます。シャンプーやボディシャンプーなどは持ち込みになり、物件によってはバスタオルもご用意していただきます。大人数で宿泊される場合、事前にご連絡をいただければ、実費負担ではありますがレンタル布団を手配することも可能です」

営利目的の営業ではないので、アメニティの持ち込みが必要なのは当然といえば当然だけれども、うっかり忘れると困ったことになるので事前に準備を確認しておこう。

「その他には、あくまで住宅の一部なので、特にお子様のはしゃぎ過ぎにはご注意いただいております。また喫煙はお断りしております。あとは退室前に掃除をお願いする場合や簡単な整理をお願いする場合もあります」

建物内の共用施設を安価に使わせてもらうのだから、それなりの協力は必要になってくる。招待してくれた友人や知人と同じ建物でゆっくり過ごせるのがなによりも魅力なゲストルーム。マンション居住者みんなのものだという意識を持って利用すれば、快適に上質な空間を謳歌できるだろう。

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