便利アプリ「ゴミダス」で、ゴミ屋敷は生まれ変わるか？

この世にはふたつのタイプがいる。ゴミ出しをきちんとする人と、家にゴミを溜めてしまう人だ。新生活がスタートしておよそ2カ月、この春から一人暮らしを始めた方のなかにも、早くも部屋がゴミ屋敷と化しつつあるなんて人がいるかもしれない。
そんな人にオススメなのが4月にリリースされたスマホアプリ「ゴミダス」（iPhone、 アンドロイド対応／提供：大東建設不動産）。開発者のリンクアットジャパンによれば

とのこと。かくいう筆者も、現在のマンションに越して約4年経つ今もゴミ出しの日が覚えられない。でも、このアプリを使えばゴミ出しの達人になれるかもしれない。

だらしない私生活を変えたい

まずは「捨てられない男」こと、ぼくの家が現在どんなことになっているのか。その惨状をご紹介したいと思う。

【画像1】生活スペースの大半をゴミが占める

【画像2】積み上げられた新聞紙は約2年分

【画像3】部屋におさまりきらず、ベランダに追いやられたゴミたち

まさに、どこに出しても恥ずかしい立派な“汚部屋”といえよう。このまま順調にいけば、あと数年後にはワイドショーで特集されるレベルの「ゴミ屋敷」が完成しそうだ。

そんなぼくの強い味方になってくれるのが、4月1日にリリースされた便利アプリ「ゴミダス」。住んでいる地域を入力するだけで、直近の「ゴミの日」について教えてくれるサービスである。

【画像4】ゴミダ星から地球に来たばかりでゴミの出し方を知らないゴミダスンと、彼が地球で住むアパートの大家である街中清子さんが、ゴミの日を案内。コワモテで厳しいことばかり言う清子さんだが、そもそも宇宙人に部屋を貸してあげる時点でかなり優しい人に違いない（「ゴミダス」キャプチャ画面）

【画像5】「エリア設定するダス！」と自身の居住エリアの設定を求めてくるゴミダスン（「ゴミダス」キャプチャ画面）

【画像6】設定が完了すると、直近とその次のゴミの日を教えてくれる（「ゴミダス」キャプチャ画面）

「ゴミの出す日をまた間違えちゃったダス」
田舎っぺ大将みたいな口調のゴミダスンがかわいいこのアプリ。朝イチでアプリを開くだけで、その日が何のゴミの日だか分かるので便利ダス。
さらに、アラーム機能もついていて、毎朝家を出る時刻などにセットしておけば、ゴミ出しを忘れないよう音で知らせてくれるのもありがたい。

【画像7】アラームの音は数種類から選べる（「ゴミダス」キャプチャ画面）

というわけで、ぼくが毎朝家を出る5分前の午前8時55分にアラームをセットし、1週間過ごしてみた。うっかりゴミのことを忘れそうになっても、その都度アラームが鳴りゴミダスンのことを思い出す。そしてアプリを開けば、その日が何のゴミの日だったか教えてくれるのだ。ありがとうゴミダスン。

そして、1週間後…。

【画像8】やったー。見事、我が家のゴミというゴミを全て駆逐してやりました！

見ての通り、ゴミダスンのおかげで我が家はなんとかゴミ屋敷から脱することができた。「ゴミ溜め体質」に悩むアナタも、ぜひこのアプリを利用してみては？

なお、現在のところゴミダスの対象エリアは東京23区のみ。現在、川崎市版を開発中で、今後もさらなるエリア拡大を検討中だとか。「ゴミダスンに住んでもらいたい」地域の人は下記「ゴミダス東京」のホームページから問い合わせてみよう。