住まいの雑学
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SUUMOジャーナル ピックアップ
2013年9月18日 (水)

食べてもOK。飾ってもOK。誰でも簡単に育てられるスプラウトの魅力

誰でも手軽に栽培できるスプラウトは、ビタミンやミネラルも豊富!(画像提供:中原採種場)
画像提供:中原採取場

9月18日は「かいわれ大根の日」。「18」の8を横にして下に1を付け足すとカイワレダイコンの芽を想起させることから、日本スプラウト協会(旧・日本かいわれ協会)が提唱している記念日だ。そこで今回はこの記念日にちなみ、かいわれ大根をはじめとしたスプラウトについて、福岡県にある『中原採種場』に話を伺った。

スプラウトには、どんな種類があるのでしょう?

「スプラウトとは“新芽”のことです。植物は発芽して、新芽になったときに成長力のピークを迎え、多くのビタミンやミネラルを含むようになります。弊社の取り扱うスプラウトは全16品目あり、大きく分けて、かいわれ大根や豆苗、レッドキャベツなどの“かいわれ系”と、白ごま、アルファルファなどの“もやし系”の2つに分類されます」

どのように育てるのでしょうか?

「畑や肥料、資材などを特に用意する必要がなく、グラスや食器、パックなどを利用して、誰でも手軽に栽培できるのが特徴です。かいわれ系ともやし系では、緑化させるか暗所に置くかで、育て方に少し違いがあり、かいわれ系スプラウトは、容器にスポンジなどを置き、水を入れて種子をまいて、暗所に置きます。5〜6cmに伸びたら日光に当てて緑化するといった手順です。もやし系は種子を一昼夜水に浸け、水をきります。その後暗所に置いて栽培し、毎日水洗いしてぬめりをとって水をきります。温度をある程度一定にする必要はありますが、年間を通じて播種後7~10日程度で収穫可能です」

初心者にオススメなスプラウトにはどのようなものが?

「かいわれダイコン、ルビーかいわれ、サンゴかいわれ、かいわれブロッコリー、そばの芽、豆苗などです。特に、かいわれブロッコリーは弊社でも一番人気のスプラウトです。スプラウトはサラダに使われる方が多いと思いますが、品種によってサンドイッチ、炒め物、酢の物、和え物、味噌汁などの具材にも利用できますよ」

栄養満点で、家庭で手軽に育てられるスプラウト。食べるだけでなく、インテリアグリーンとしても楽しめるとのこと。みなさんもスプラウトの栽培に挑戦してみては?

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