防府競輪の3班戦では、
兵庫の佐々木邦彦選手が久々に決勝に勝ち上がっています。
3班戦では初めてです。
準決勝では、
単騎の佐々木選手は、若手の中堀選手の先行をインから掬って最終ホームから主導権を取ると、
南関のV候補・稲葉選手のマクリをも封じ、そのまま押し切り!
2・3着には丸山勝也選手ー浦部潤選手とスジ違いで入り、
3連単では13万円台の大穴をあけていました。
どちらかというと小柄な選手が揃ったこのレースで、
180センチ超・100キロ超の佐々木選手がドシンドシンと駆ける姿は圧巻でした。
スタンドは、お客様の歓喜と悲鳴が入り交じっていましたが、
ゴール後、クールダウンの際には、
スタンドのほうへ顔を向けて、大きなお腹を「ポンポーン」と叩いてアピールした佐々木選手。
「してやったり!」と言わんばかりの不敵な(?)笑みが印象的でした。
競輪って、ほんとに人間くさくていいなぁって思えるシーンでした。
公営競技の中で、選手のこういったパフォーマンスが見られるは競輪だけです。
とりわけ、防府競輪場はバンクとスタンドの距離がひじょうに至近ですので、
選手の表情もよく見えますし、お客様の声もモロに選手の耳に届いているようですよ。
ちなみに、佐々木選手と言えば、
発走直前にもお決まりのパフォーマンスがありまして、
手を「パンパン」と2回叩いて気合いを入れるのです。
船曳選手は1着でゴールした後に必ず手を挙げるなど、
西の選手のほうが独自のポーズをよく見せるような気がします(笑)
ご注目を!
藤田でした(^^)