リフォーム・内装
家をすっきり!収納・整理術
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松葉 紀子
2013年11月27日 (水)

見えないところもスッキリ!無印良品アドバイザーの収納テクニック

押し入れのなかも、お店のように美しく整理整頓されている。(写真撮影:藤本和成)
写真撮影:藤本和成

室内がキレイに片付いていたとしても、見られたくないのが部屋の収納スペース。いろいろなものを詰め込んで、すぐには欲しいものが取り出せないという人もいるのでは!? そこで取り出しやすくて、美しい収納法を無印良品のインテリアアドバイザーさんに聞いてみた。

文具の収納を使ってネクタイなどの小物をスッキリ収納

洋服好きだと、収納スペースには入りきらないほどの洋服や雑貨がいつの間にか増えてしまう……。たとえ収納できたとしても、どこに何があるのかが分からず、出かけ際にバタバタしてしまう人も多いはず。
無印良品のインテリア アドバイザー新井亨さんも洋服好きと聞き、早速、収納スペースの扉を開けて見せてもらうと驚いたことにお店のような整理整頓ぶり。

「収納スペースの右下にある、半透明のケース(ポリプロピレン小物収納ボックス3段・A4タテ)は、もとは文具用品を片付けるためのもの。細かく区分が分かれているので、そのなかにネクタイやベルトを小さく丸めて収納。パっと見ただけで何が入っているかが分かるので取り出しやすいです」と新井さん。

左下の布製のボックスには、大好きでついつい買ってしまうという帽子を収納。形が変わっても大丈夫な布製のものばかりを入れている。このように同じ種類のものをまとめて収納すると、キレイなだけでなく、快適におしゃれを楽しめそうだ。

見えないところもスッキリ! プロの収納マル秘テクニック

【画像1】一定の場所に収まらなくなったら、古いものを選んで捨てているという。(写真撮影:藤本和成)

ライト置きに使っているものも実は収納!

一人暮らしで多趣味とくれば、どうしても部屋はごちゃごちゃしてしまう。新井さんもアウトドアが大好きだという。アウトドアグッズはどこにあるのか――。部屋を見渡してみても、それらしいものは見当たらない。「実はベッドサイドテーブルに使っているのは、ベランダなどの屋外でも使用できる収納ボックス。簡易的な腰掛けとしても使える頑丈なものです(ポリプロピレン頑丈収納ボックス・小)」(新井さん)。

収納ボックスの中身を見せてもらうと、なかにはBBQで使用するトングなど、いろいろなものをギュっと詰まっていた。これらのグッズは使用頻度が低いため、いつもは収納ボックスをベッドサイドテーブルとして使用。ベッドの高さともぴったりなので、就寝前のライトの点灯・消灯も簡単にできるというから便利だ。

「一人暮らしではどうしても収納スペースが限られてしまいます。私の場合、ちょっとしたスペースを有効活用できないかを日々考えています」(新井さん)。
もし部屋が片付かないという悩みがあれば、実際に部屋の写真を撮って、お店に行ってインテリアアドバイザーの方に相談をすれば、思いもよらない解決法が見つかるかもしれない。

【画像2】使う頻度の低いものは、ふだん開け閉めしない収納を利用。(写真撮影:藤本和成)

【画像2】使う頻度の低いものは、ふだん開け閉めしない収納を利用。(写真撮影:藤本和成)

どうしても物が増えてしまう……というのは多くの人が抱える悩み。でも、新井さんの部屋は見た目にもスッキリと片付いている。洋服好きの人はどうやって、大量の洋服を片付けているのかが不思議だったが、新井さんが「このスペースに収まりきらないと判断したら、古いもの、1年間着ていないものを選び出して捨てています」というのを聞いて納得。収納にはさらにこだわりがあり、ハンガーは全て同じ種類のものを使用。シャツ類は色で分けられているので、白いシャツだけでも何種類くらいあるのかが一目瞭然。
そのため無駄な買いものもしなくて済むという。収納上手になって、お買い物上手も目指したいところだ。

また、無印良品では、無料で家具の配置や収納などの悩みを一緒になって、解決してくれるサービスがあるという。相談会に参加すると、5000円分のクーポン プレゼント(※10万円以上のお買い物で使用可能)を実施中だそうだ。(2013年11月15日現在)

●無印良品 インテリア相談会の詳しい内容はこちらから
HP:http://www.muji.net/shop/advisor/
https://suumo.jp/journal/wp/wp-content/uploads/2015/05/e05b18c244da22f8dc689d56a4946e32.jpg
家をすっきり!収納・整理術 なかなか片付かない部屋も、ちょっとしたコツや方法を知るだけですっきり。いらないものを賢く処分することも忘れずに。
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