住まいの雑学
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玉置豊
2014年3月10日 (月)

入浴剤の代わりに入れている、ちょっと変わった「いいもの」とは?

入浴剤以外に何を入れている?(写真撮影:筆者)
写真撮影:筆者

バスタイムをより楽しむために、湯船の中に入浴剤を入れているという人は多いですよね。入浴剤以外でも、日本には昔から柚子湯や菖蒲湯に入るという文化もあります。そこで今回は、入浴剤として市販されているもの以外で、ちょっと変わった「いいもの」を、お風呂に入れて楽しんだことがあるという人の声を集めてみました。

お風呂に入れてみた、あんな飲み物やこんな食べ物

入浴剤以外でお風呂に入れたことがあるもので一番多かったのが、身近にある飲み物や食べ物。みなさんいろいろ試しているんですね。

・美白&しっとり感が出ると聞いて、賞味期限が切れた緑茶を入れたことがあります。
・みかんの皮を干したものは、タダだしおすすめです。
・実家のお風呂では、庭の木になっているカリンやリンゴが季節ごとに浮かんでいました。
・牛乳は肌がしっとりしたけど、タオルが臭くなった。

温泉に入った後はシャワーで流さないほうがいいという話もありますが、牛乳風呂の場合は綺麗に体を洗い流す必要があるようです。ワインや日本酒を入れるといった意見もありましたが、ちょっともったいない気がしてしまいますね。

入浴剤の代わりに入れている、ちょっと変わった「いいもの」とは?

【画像1】ミカンの皮などはネットに入れておくと片付けが楽ですよ(写真撮影:筆者)

エッセンシャルオイルで香りをプラス!

指圧師をやっている友人の話では、ラベンダーやイランイランなどの副交感神経亢進作用があるエッセンシャルオイルを、お湯に数滴入れるのがおすすめだそうです。これは想像するだけで体の芯から温まりそうですね。

ただし、オレンジのオイルをたっぷりと入れたら、体が真っ赤に腫れてしまったという人の話もありました。入れる量は程々にしておいたほうがいいかもしれません。

また湯船にヒバやヒノキの木を浮かべて、その香りを楽しんでいるという人も。そっと目を閉じて想像を膨らませれば、憧れのヒノキ風呂気分に浸れそうです。

オリジナルのバスボムをつくっているという人も

意外と多かったのが、バスボムと呼ばれる入浴剤を、自分でつくったことがあるという声でした。

・よくバスボムをつくって、適当なフィギュアとかを入れて遊んでいました。
・クエン酸と重曹をハチミツで練って、子どもと一緒にクッキー型で抜いてつくったよ。

バスボムの材料は、100円ショップでも購入可能なクエン酸と重曹。お菓子づくりのような感覚で、オリジナルの形や香りのものが簡単につくれるのだとか。中にフィギュアなどを入れておけば、子どもも喜びそうですね。

湯の花や塩の入れすぎは、風呂釜を傷める危険性も!

さて入浴剤といえば、「湯の花」と呼ばれる温泉の沈殿物を、温泉土産にいただくことがあります。これは気軽に本格的な温泉気分を味わえる優れものですが、硫黄や金属の硫化物を含んでいるものは、追い焚き機能のあるお風呂で使用すると、風呂釜を傷めてしまいます。使用前に必ず成分や注意事項を確認してください。

またお湯の中に塩を入れたり、体に塩を擦り込んでマッサージする人も多いと思いますが、塩も入れすぎると風呂釜を傷める原因となります。追い焚き機能のあるお風呂では、やめておいたほうがいいでしょう。

バラの花束をもらったので、お風呂にバラの花びらを散らして入ったら、お湯を抜いたときに配管が詰まってしまったなんていう、ちょっと笑えない失敗談もありました。

せっかくのリラックスタイムが台無しにならない範囲で、どうぞオリジナルのお風呂をお楽しみください。

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