まだまだ寒さが厳しい日も多く、休日は自宅でゆっくりと過ごすという人も多いのではないだろうか。バレンタインやホワイトデーといったカップルのイベントに、自宅でプチパーティーを計画している人も多いはずだ。
そうなると気になってくるのが、自宅のホコリ。掃除してキレイにしたつもりでも、数時間後にはなぜかまた発生している厄介な存在だけに、しっかりと正しい方法で掃除を行うことが重要だ。そこで、ハウスクリーニング「おそうじ本舗」で技術アドバイザーを務める尾崎さんに、ホコリ掃除のポイントをうかがった。
まず、掃除してもすぐにまたホコリが溜まってしまうのはなぜなのだろうか?
「家のホコリは布団やカーテン、そして衣服などが主な発生源となっており、非常に軽いため空気中に舞っています。掃除してもすぐに溜まってしまうのはそのためで、発生源からなくしていくことが重要です」
掃除していくにあたり、どのようなポイントに注意すれば良いのだろうか。
「まず掃除するタイミングですが、人が活発に動くとどうしてもホコリが空気中に舞ってしまうので、家族が動き出す前の朝一番がおすすめです。ホコリは上から下に落ちてくるので、部屋を見渡して一番高いところから掃除していくようにしましょう」
次に、その掃除の方法について聞いてみた。
「ホコリは汚れなどと違い簡単に取れるので、特に洗剤は必要なく、水拭きをしたあと、乾拭きをすればOKです。注意したいのは掃除機で、掃除機から出る風がホコリをさらに舞い散らす原因になります。フロアワイパーなどでホコリを一箇所に集めた後に掃除機をかけると良いでしょう」
なるほど、ホコリを空気中に舞い散らせないことが重要なようだ。では、意外と見落としがちな、ホコリが溜まりやすい場所はどんなところがあるのだろう。
「カーテンレールの上や照明の傘、ドアの上の部分などは見落としがちですね。また、一番注意したいのがエアコンです。エアコン本体の上の部分にホコリが溜まりやすいほか、フィルターもホコリの発生源。エアコンにホコリが溜まると部屋全体にまき散らしてしまうことになるので、しっかりと掃除しましょう。フィルターは2週間に1回程度水洗いして、日陰干しすることをおすすめします」
このアドバイスを参考に、正しい方法で効率よくお掃除を行い、清潔でキレイな部屋を常にキープしよう。ましてや意中の人をお招きするのだったら、なおさらのことである!