賃貸×カスタマイズに興味を持ったSUUMOネット編集部フジモンが、実際に引越し後の新居をカスタマイズしてしまいました！ 家さがしから部屋の完成まで、リアルな体験を4回に分けてご紹介していきます。
第1回である今回は「部屋発見編」ということで、引越しのきっかけから物件決定までをご紹介したいと思います。
狭い同居生活から抜け出したい！
彼と一緒に住んでいたのですが、もともと彼が一人暮らしをしている家で同棲していたため、すごく手狭に感じていました。収納も足りず、ご飯を食べているリビングのすぐ横には、靴の並んだ玄関がある、というような状況に「こんなの嫌！もっと広い部屋に住みたい！！」と思っていました。それでもなかなか新しい部屋を探さない腰の重い彼に業を煮やしていたんです。そこで私が引越しの話を切り出し、物件探しを進めることにしました。
物件探しの条件は「自由が丘」「DIY」「程よい家賃」
条件はいろいろありましたが、最終的に絞られた新居の条件は以下の3つ。
・条件1は「ふたりとも気に入っている街に住むこと」
私の場合、第一に街選びが重要でした。ずっと千葉県に住んでいて、都心から見て東側には住み慣れたので一度東京の西側に住んでみたかった。西側というとすごくざっくりしてしまうのですが(笑) どこに住みたいかを彼と何気なく話していたときに自然と自由が丘が出てきました。いままでふたりでいろんな街に行きましたが、共通して気に入ったのが自由が丘だったんです。街の雰囲気とか、商店街の活気だとか、ちょっとしたところがすごく肌に合うと感じていました。それで、エリアではなくピンポイントに「自由が丘」駅周辺の物件を探し始めましたね。
・条件2は「DIYができること」
家さがしの当初はDIYのことについて何も考えていませんでした。しかし、ある記事を見てから新居の絶対条件に。このことについては後で詳しく書きます。
・条件3は「無理なく支払える家賃であること」
上記2点をクリアしていても、やっぱり家賃は大事。毎月無理なく払える額を設定しました。
賃貸×カスタマイズとの出会い
DIY可能な物件を新居の条件にした私。ですがDIYを考えるようになったのは、SUUMOに掲載された「賃貸×カスタマイズ SPECIAL TALK」の記事を読んでからでした。記事はカスタマイズ賃貸やリノベーションの最前線で活躍する方々が日本の賃貸について熱く語り合うというもの。そのなかで、新築の購入物件でカスタマイズするのは勇気がいるという話になったときに、DIYPの村井さんの『だからこそ賃貸でもっと試してほしい』という言葉にグッと来たんです。カスタマイズには興味がありましたが、そんな発想がなかったのでハッとしました。
それからはDIYのできる物件かつ原状回復義務なしの物件だけを探しました。物件探しの当初は賃貸ではなく、新築や中古マンションの購入も考えていましたが、この記事を読んでからは「買う前にまず賃貸で色々とDIYをやってみたい」と強く思うようになりました。
探し方
早速、ネットを使って、気になる物件を探しました。SUUMOには改装可能かどうかが残念ながら載っていないので、気に入った物件はカスタマイズ可能かを問い合わせました。また、DIYPの村井さんにも物件を紹介してもらいました。
ネットで気になる物件を見つけて内覧に出かける……を、1カ月ほど続けたのですが、やはり場所柄家賃相場が高く、自由が丘での部屋探しは半ば諦めかけていました。
そんなときに出会ったのが新居となる物件。私たちが見つける直前に偶然大幅に値下がりしたようで、管理会社の方も「破格だし、1週間もすれば決まっちゃうよ」というほどのお得物件。その言葉に背中を押されたのもあり、ここにしようと決めました。物件との出会いは本当に一期一会！
新居と同時に結婚もきまっちゃった！
そして私事ですが、新居が決まったのと同じくらいのタイミングで、なんと彼からプロポーズされました！
実は、一緒に住み始めて1年以上経っていたし、そろそろ結婚したいという気持ちをもっていたのです。彼がとても住みたいと思うような物件を見つける→引越しを真剣に考えてくれる→そして新居への引越しのタイミングで結婚を意識……。最終的に「新しい部屋に引越すし、入籍しようか」という流れを期待して部屋探しを始めたのですが、結果その通りになりました(笑)
次回は、新しい住まいも結婚も決まった、ふたりの初めての共同作業であるDIYについてお話しします。
