リフォーム・内装
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SUUMOリフォーム 編集部
2013年7月6日 (土)

納得コストでリフォームするなら「現地調査」と「相見積もり」を《後編》

リフォームの際の現地調査当日の流れと、その後の相見積について解説
写真: iStockphoto / Push

リフォームにかかるコストの目安をつかむために重要な「現地調査」と「相見積もり」。前編では現地調査をする目的や事前準備などについて解説してきたが、後編では当日の流れやその後の相見積もりについて解説していこう。

「現地調査」は住まいの見えない部分を見る

現地調査は、要望や条件を簡単に伝えることからスタート。一般的な一戸建ての場合、壁や柱がどこにあって、撤去できるのかどうか、配管はどこを通っていて、どれくらい移動できるのか、天井裏の梁や床下の基礎などの構造はどのようになっているかなどを確認。これにより、希望のリフォームができそうかどうかがわかる。

マンションの場合、一戸建てと違って玄関ドア、窓、耐力壁など、構造にかかわる部分のリフォームができないので注意。プランに影響する大きな梁、天井・床の構造、段差なども図面ではわからないので現地調査でチェックする。なお、リフォームの規約について、できれば事前に管理組合に問い合わせておくとスムーズだ。

具体的なプランで「見積もり」を取ろう

現地調査で可能なこと・不可能なことがわかると、具体的なプランを提案してもらうことができる。見積もり金額もより現実的に出るので、複数の会社にプランと見積もりの提出を依頼しよう。このとき大切なのは、各社に同じ条件を伝えること。金額面だけでなく、提案内容や現地調査時の各社の対応などを総合的に比較し、依頼先を決定することで、納得のリフォームになるはずだ。

構成・文/前川ミチコ

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