【速報】栗城史多がエベレスト登頂に向け、2度目のアタック!!

2015年10月7日22時30分(日本時間)。登山家の栗城史多氏がエベレスト登頂へと向け2度目のアタックを開始した。

同氏は9月20日にベースキャンプを出発後、26日夜に1度目のアタックに挑戦していたが、雪の影響によって断念。下山を決断していた。

しかし、無事にベースキャンプへと戻ったのもつかの間。4日間の休養後、10月2日に2度目の挑戦へと向けて出発。翌日3日には高度7,000mにあるキャンプ3に到着。6日にはTwitterに投稿されたタイムラプス動画で「風を見ながらアタックを開始したい」と語っており、その後最終キャンプ地へと入ったことが伝えられた。

以下に動画を紹介する(※正面の一番奥に見える山が、栗城氏がいるエベレスト)。

ネパールやヒマラヤの
美しさを伝えたい

栗城氏はこれまでにも単独・無酸素エベレスト登山を4度経験している。2012年にも風の影響によって下山を決断しているが、その際に両手・両足・鼻に凍傷を受け、9本の指を失った。どの挑戦もエベレスト登頂をするなかで最も難しいとされる秋季に挑戦しており、未だ登頂には至っていない。が、リハビリ後2014年7月には復帰し、中国とパキスタンの間に位置するブロードピーク(8,047m)の登頂を果たしている。

挑戦に向け、本人はネパールの観光業が復興するようネパールやヒマラヤの美しさなどを伝えていきたいと、エベレストへの登山許可証を受け取った際の記者会見で語った。

挑戦の様子を撮影し
映像を配信予定

栗城氏の登山はとりわけ過酷だ。酸素ボンベを使用せずベースキャンプから独りで登る「単独・無酸素」がスタイルで、「冒険の共有」として登頂の模様をインターネット生中継する夢を掲げている。

冒険はFacebookで生中継されており、8月22日のカトマンズ入りからアタック開始までの様子も「栗城史多 公式ブログ」で確認できる。挑戦の前に語られた栗城のコメントは以下のとおりだ。

「応援してくださっている皆さんと一緒にエベレストを登り、さらに成長して行こうと思います。 そして、必ず生きて帰ってきます」

Licensed material used with permission by 栗城史多
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。