ごま油の香りと、独特の食感がクセになるレバ刺し。これからの季節、焼き肉や居酒屋でビールと一緒にガブガブ食したいメニューである。しかしそんなレバ刺しが、メニューから消える日が訪れようとしている。
昨年4月に起ったユッケによる集団食中毒事件をうけて、厚労省がレバ刺しにも規制の目を向けているのだ。早ければ6月にも法規制が始まるという。
そこで「せめて気分だけでもレバ刺しを味わいたい」と、自宅で簡単にできるレバ刺しに類似したオリジナルメニューを、COOKPADにて調べてみた。するとこんなレシピを発見!
■鳥胸肉のレバ刺し風
(http://cookpad.com/recipe/1676992)
片栗粉をまぶした鶏肉を、ごま油と塩でつるりといただくメニュー。食感が実にレバ刺し感あり。
1.鶏胸肉の皮(脂)をそぎ落として、0.5cmくらいの削ぎ切りにする
2.切った胸肉に片栗粉をまぶす
3.沸騰したお湯に入れてゆでる
4.切ったネギを乗せ、ゴマ油・塩につけて完成
■レバ刺し風、マグロカルパッチョ
(http://cookpad.com/recipe/779896)
マグロの刺身を塩&ごま塩で食す簡単レシピ。マグロの持つ鉄分が、レバ刺しを彷彿とさせる深い味わいを誘う。
1.マグロを一口サイズに切る
2.ボールにマグロとごま油を入れよくなじませる
3.お皿にマグロを盛りつけ、お好みで塩を振る
4.最後に刻みねぎやカイワレをのせて完成
■アボカドで作るレバ刺しモドキ
(http://cookpad.com/recipe/1608301)
見た目はまったく別ものだが、塩&ごま油の味付けによく合い、またアボカドのクセがレバ刺しに相通ずる部分がある。
1.アボカドをスライスする
2.ごま油と塩をまぜ合わせたれを作る
これら疑似レバ刺しを食すには、塩&ごま油の味付けがマスト。これさえ守れば、他にもまだまだレバ刺しの代替品が検討できそうだ。
また、「マンナンレバー」(http://www.haisky.co.jp/products/newitem/)なる、こんにゃくをレバ刺し風にアレンジした一品もハイスキー食品工業株式会社より発売中。色や質感もさることながら、味までもレバ刺しに近づけているのが驚きだ。このような工夫と知恵により、疑似レバ刺し体験できることが判明。あるいは食文化はこういうところから発展するのかも?