「生きるために食べよ」哲学者・ソクラテスから、現代人が学ぶ「17の教訓」とは?

「生きるために食べよ、食べるために生きるな」
これは、古代ギリシャの哲学者ソクラテスの有名な言葉。忙しい毎日を過ごしている、現代人に響くものではないでしょうか。

人間の生き方を示す倫理学を築き上げたといわれる彼。
米メディア「Higher Perspective」では、ソクラテスから学ぶ人生を変える17の教訓が綴られています。読めば読むほど、考えさせられる言葉の数々。時代を経て、今なお彼から学ぶことは多いのです。


ソクラテスから学んだことのひとつに、どんな人だろうと相手に教えることはできないというものがあります。誰かに何かを教えることはできず、できることといえば、他人を考えさせるようにするだけ。人の目を開かせ、何ができるのかということを気づかせるのです。ここに、ソクラテスから学ぶ人生を変える17の教訓をまとめました。

「生きるために食べよ」哲学者・ソクラテスから、現代人が学ぶ「17の教訓」とは?
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01.

この世界で名誉を持って生きる確実な方法は、私たちがあるべき姿になるよう努めること。それを実践することで、人間の美徳は向上し強くなれるのです。

02.

私は年齢にかかわらず、また人や財産に執着せず、心の改善のみを大切にしています。美徳とはお金から生まれるものではありません。美徳から、お金や良い人々が生まれるのです。

03.

自分自身を成長させるために、本を読みましょう。その作者が苦労して手に入れたことを、いとも簡単に手に入れることができるのです。

04.

私は自分が無知であるということを知っているので、賢いのです。

知るということは、自分が何も知らないということを知るということ。それこそが真の知識なのです。

私は自分が何も知らないことを知っているので、知性があります。

本当の知性とは、私たちが人生や自分のこと、また自分の周りについて知っていることが少ないと気づいた時に、手に入れることができます。

05.

世界を動かしたいのなら、まずは自分から動いてみよう。

人がすることに、安定して続いていくことなんてありません。だから成功している時に過度に喜んだり、逆境に陥った時にひどく落ちこむのはやめましょう。

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06.

持っているものが少なくても満たされるのは、内面が豊かだから。

幸福感は自然な豊かさ。贅沢は人工的に作られた貧困です。

07.

人生を楽しんでいない人は食べるために生き、楽しんでいる人は生きるために食べます。

08.

探すことがない人生など、生きる価値はありません。

大切なことは、ただ生きるだけではなく良く生きること。自分の信念に従って生きることは、あなたの人生を楽しく、意味のあるものにしてくれます。

09.

欲しいものを手に入れられなかった時、あなたは苦しむでしょう。欲しくないものを手に入れた時も、苦しむでしょう。たとえ欲しいものを手に入れた時も、それを永遠に持ち続けることができないので、苦しむでしょう。あなたの心は、変化のないことを望んでいます。痛みがなく、義務がなく、死のない人生。でも、変化とはつねに起こるもの。その現実を無視することはできません。

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10.

ただただ忙しい人生は、不毛なだけです。

11.

私はアテネ人でも、ギリシャ人でもありません。世界の市民なのです。

12.

自分を見つけるためには、自分で考えましょう。

13.

友情はゆっくり時間をかけて育みましょう。そして、その関係が築けたら、しっかり続けていくように。

14.

残酷な言葉は、それ自体が悪というだけでなく、あなたの魂まで悪にしてしまうものです。

15.

すでにケガをしている人を、さらに傷つけられるべきではありません。誠実なことをする理由に、正しい理論などありません。どれほど相手を恨んでいても、その報復をしてはいけません。

16.

人の魂は、不滅です。ですが正しい者の魂は、不滅であり神聖なのです。

17.

不思議だと思うことから、知性は始まります。

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