離島フェア、那覇で開幕 自慢の1032品ずらり


この記事を書いた人 田盛 良一
128社、1032品目がそろった「離島フェア2015」=21日午前10時すぎ、那覇市の沖縄セルラーパーク那覇

 “心躍る! 島の魅力”をテーマに離島の産業振興や地域交流などを図る「離島フェア2015」(主催・同開催実行委員会)が21日、那覇市の沖縄セルラーパーク那覇で始まった。県内18離島市町村から128社、計1032品目が展示、販売される。ことしで27回目。各市町村の離島紹介のほか、流通や旅行商談会なども行う。23日まで、午前10時~午後7時。

 初日の21日は朝から大勢の人が来場した。各離島のゆるキャラのマスコットも登場し、にぎわいを見せた。離島食堂コーナーには大勢の来場客が詰め掛け、島自慢の味を堪能した。
 メーンステージの大型画面には各離島の伝統や島々の風景などが映し出され、会場の雰囲気は離島一色となった。
 期間中は、伊江島の村踊りや大東太鼓など島々の芸能もステージで披露される。
 開会式で、実行委員長の外間守吉与那国町長は「回を重ねるごとに内容も充実して、今では県外でも広く知られたイベントとして定着している。離島の魅力を一丸となって表現していきたい」と述べ、来場を呼び掛けた。15年の優良特産品優秀賞や特別賞、島おこし奨励賞が発表された。