10月沖縄路線14%増 航空6社、増便や割引運賃寄与


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 沖縄関係路線を就航する航空6社(格安航空会社を除く)の10月搭乗実績が24日までに出そろい、前年同月比14・7%増の142万54人だった。一部の航空会社の増便が旅客数の増加に寄与したほか、割引運賃などの利用も大幅に伸びた。主要路線の羽田―那覇や那覇と結ぶ関西路線(伊丹、関空、神戸)が好調に推移したほか、那覇―石垣、那覇―宮古路線なども前年を上回った。

 日本航空(JAL)は3・4%増の27万7041人。那覇―羽田と那覇―伊丹はともに前年実績を超えた。
 全日本空輸(ANA)は13・3%増の66万9532人。那覇―羽田と那覇―福岡を増便し、旅客数の増加に寄与した。那覇と結ぶ石垣と宮古線、石垣―羽田なども好調だった。
 日本トランスオーシャン航空(JTA)は16・3%増の25万6838人。主要路線の那覇―石垣と那覇―宮古はともに前年を上回り、那覇―福岡なども堅調に伸びた。
 琉球エアーコミューター(RAC)は16・1%増の4万1084人。那覇―久米島や石垣―与那国などが好調だった。
 スカイマークは25・9%増の11万676人。那覇―羽田など全4路線が前年を上回った。
 スカイネットアジア航空(ソラシドエア)は那覇―中部と那覇―石垣2路線の新規就航などで84・5%増の6万4883人となった。