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ココイル ココイルボディソープ 解析




 
 　　洗浄力：★★★★☆
 　　脱脂力：★★★☆☆  
  低刺激性：★★★★★ 
  しっとり感：★★★★★
 さっぱり感：★★★☆☆ 　　
  　　泡立ち：★★★☆☆ 
敏感肌適性：★★★★★ 　
 　価格適正：★★★★☆ （1000ml：3675円）

 　総合評価：★★★★★ 


酸性石鹸をベースにしたボディソープは非常に珍しく

このココイルボディソープは

大変高度のバランスで洗浄力設定がなされています。 


酸性石鹸＋アミノ酸系の洗浄剤によって、

十分な洗浄力を発揮しつつ過度な脱脂は行いません。 

高い洗浄能力と低刺激性、生分解性を兼ね揃えた 

超ハイスペックなボディソープと言えるでしょう。 


このボディソープの場合

何かすごい成分が入っている… 

というよりはこの絶妙な洗浄力設定が素晴らしいですね。


ヒアルロン酸やグリチルリチン酸2Kなど

保湿剤や肌荒れ防止剤の配合もあり、 

洗浄後のしっとり感や炎症対策もされています。 

まぁ正直な話、

そのあたりはおまけ的要素でしかありません。 



弱酸性のボディソープは皮膚の常在菌の生育環境を破壊しません。 

常在菌は皮膚湿疹を起こす雑菌などの繁殖も抑える働きがある為、 

洗浄の際にこれを殺してしまうようなソープを使い続けると

雑菌が逆に繁殖して炎症が止まらないのですね。 


しかしボディの洗浄力はシャンプーなどに比べて

若干強めでなければなりません。 

弱酸性が良いからといって安易にアミノ酸系の洗剤で作ってしまえば

洗浄力が絶対的に足りません。 


その為ボディソープは一般的に

石鹸系の洗浄剤が用いられがちなのですが、 

石鹸の洗浄力は言わずもがな最強で、

かつ弱アルカリ性の洗剤である為、 

皮膚常在菌の生育環境を著しく乱してしまう原因になってしまいます。 



そこで上記の問題点を全て回避したのが、 

この酸性石鹸だったわけですね。 


保湿間をヌルつきと捉える方もいるかもしれません。

高洗浄力のボディソープに慣れていると、

最初は洗えていない気がすることもあるかもしれません。

ですが、使っていくうちに徐々に皮脂分泌が抑えられ、

いつの間にか毎日カラダを洗う必要がなくなります。


洗浄力の設定としては、

洗顔として活用出来ます。

別売のボディタオルで洗うより、

洗顔用の泡立てネットで泡立てたほうが泡が立ちますし、

そのまま顔もカラダも洗えます。


少々お値段が高い気もしますが、

１Lと大容量で、

ボディとフェイスが兼用出来るので意外にお買得かもしれませんね。

ボディソープ及びフェイスウォッシュとしては最高品質で、

アトピー性皮膚炎や敏感肌の方に是非オススメです。