9月16日に日本列島を襲った台風18号。京都府と滋賀県、そして福井県では、全国初の大雨特別警報が出されるなど、各地で甚大な被害が報告された。
この特別警報では「直ちに命を守る行動を取ってほしい」との最大限の警戒を呼びかけていたが、気象庁のHPによると「命を守る行動」とは「避難所に避難するか、外出が危険な場合は家の中で安全な場所にとどまる」と説明されている。
家の中が果たして安全なのか、その判断に迷うところだが、例えば防災シェルターなるものを用意しておけば、そうした心配も少しは軽減しそうだ。そこで今回は、最近巷で話題の防災シェルターについて、その役割りや値段などをご紹介したい。お話を伺ったのは、防災シェルターの普及に努めている株式会社リアルサポート防災事業部 小河原さん。
まず、防災シェルターには、どんな種類があるのだろうか。
こんなに種類があることに驚くが、細分化されているとどう選んだらいいのか迷ってしまいそう。おすすめのシェルターと、その価格を教えていただいた。
東日本大震災の記憶が残る今、日本で最も警戒すべき災害は地震と水害なので、人気があるのも頷ける。もしも実際に購入した場合、設置にどのくらいのスペースが必要なのだろうか。
玄関に置くにはさすがに豪邸でもない限り難しいだろうが、庭やガレージなら現実的だ。今回ご紹介いただいた『防災シェルターノア』は、水害も想定しているので、もちろん台風にも役立つ。今回の台風18号を機に、一度家庭内
で災害対策についてよく話し合ってみるのもいいだろう。