専門家に聞いた! 道具・場所などタケノコ狩りで初心者が気を付けるべきこと

公開日:2014年4月2日

春の味覚、タケノコがおいしいシーズンがやってきた。レジャーもかねて、今年はタケノコ狩りに挑戦してみたい! けれど、初心者は一体どんなところに気を付ければいいの?

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いまが旬のタケノコ。味わうのもいいけど、自分の手で掘ってみたい!
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そこで、農業についてさまざまな活動を行っている「アグリメディア」のスタッフで、シェア畑栽培統括の岡村浩嗣さんに初心者が心がけておくべき「タケノコ狩り入門編」を聞いてみた。

「まず必要な道具ですが、スコップと鍬を用意しておくといいでしょう。鍬は、できればタケノコ掘り専用のものがあると◎です。通常のものより頭部が小さめにできているので、初心者の人でも使いやすいです」

道具は分かったところで、肝心の場所だが、タケノコは孟宗竹(モウソウチク)という種類の竹の根元にできる。4月には、竹林の地中からタケノコが顔をだし始めるというが……。どうやって探せばいいの?

「実はタケノコは、かならずしも竹の根元に生えているとは限らないんですよ。根元だけを注視するのではなく、周囲を広く見渡してみましょう。また、タケノコは先端が5センチほど出ているくらいのものを探しましょう。これが柔らかくてちょうど良い歯ごたえです。形は、扁平なものより丸々としたものがよりおいしいです。反対に頭が出すぎているものは、すでに固くなっている可能性が高いです」

タケノコを探すだけでも楽しそう……! 見つけたタケノコ、どうやって掘り起こせばいいの?

掘り起こすときのコツは、まず鍬を使って、タケノコの周りの土をかきわけていく。その時、深く掘るだけでなく、広く掘ることを意識しよう。そうすることによって、あとでタケノコが取りだしやすくなるのだ。さらに掘り進めていくと、ブツブツした赤い突起が現れはじめる。これがタケノコの根っこなので、切り落としてOKというサイン。スコップをタケノコに押し込んで、ザクッと切り落そう。

掘ったばかりのタケノコは、生でも食べられるそう。しかし、鮮度が落ちるのが早いため、掘ったらできるだけ早めにアク抜きをしよう。

「初心者のタケノコ狩りで一番気をつけたいことは、ついつい熱中しすぎて山の奥へ奥へと分け入ってしまうこと。タケノコは斜面に生えていることも多いので、十分な注意が必要です」(岡村さん)

新春のレジャーにピッタリなタケノコ狩り。非日常的でワクワクするけれど、万全な注意を払って楽しもう。

(波多野 友子+ノオト)

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