住まいの雑学
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2012年9月10日 (月)

9月10日は「下水道の日」。メンテナンスはどうすればいい?

9月10日は「下水道の日」。メンテナンスはどうすればいい?
Photo: Hemera Technologies / thinkstock

本日9月10日は「下水道の日」。1961年、下水道の全国的な普及を目的に、当時の建設省・厚生省が「全国下水道促進デー」と制定。そして2001年に、現在の「下水道の日」へと改められた。

そんな下水道には大きな役割が2つあり、その役割ごとに“管”が設置されていることをご存じだろうか?

ひとつは下水管、ひとつは排水管である。下水管は家庭排水などを流すための管、そして排水管は、雨水や汚水などを排除するための管だ。私たちの生活に特に関わっているのは下水管のほうで、トイレから発生する汚水や、洗面所・風呂などから出る雑排水、そして屋根やベランダに注がれる雨水などを排出する役割りを担っている。

普段は何気なく使用しているこの下水管。しかし汚れた水を流し続けるわけだから、一定の期間を経るとニオイやカビが発生してしまう。そこでコマメな掃除が必要となってくるわけだが、どれぐらいの頻度で、どのような掃除をすればいいのだろうか。

生活に関する役立つ情報を提供しているWEBサイト「nanapi」では、風呂場を例に下水管の掃除方法を紹介していたので、そちらを抜粋してみよう。

「クエン酸を溶かした水を排水溝に流します。それだけ。クエン酸を溶かした水で、お風呂場を洗ってから、そのまま流しても効果は同じように得られます。1回2lを週に2~3回、1ヵ月で相当キレイになっています。あとは月に1回ずつで継続します」

クエン酸は、石けんカスを落とすのに効果が高い物質。普段はこのような手軽な方法で掃除を行い、年末の大掃除のときには市販のカビ取り洗浄剤でしっかり汚れを取り除けば、効率よく清潔を保てるはず。それでももしニオイや詰まりが気になるようなら、プロに依頼して高圧洗浄などの専門的なテクニックで解消してもらうのがおすすめだ。

また同じく「nanapi」には、キッチン排水口の掃除方法も紹介されていたので、こちらもチェックしてみよう。

「重曹をたっぷりと排水口にふりかけます。安い重曹を手に入れて気前良く、大さじ3位ふりかけちゃいましょう!重曹たっぷりの排水口にお酢をまきます。すると、あらあら不思議、しゅわしゅわと音をたてて泡立ちます。そのまま5分ほど放置。(中略)最後にお湯で流す」

普段から心掛けておけば、下水管のトラブルも未然に防げるはず。「下水道の日」である今日この日に、今一度、下水管の掃除について考えてみてはいかがだろうか。

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