「羽1/2」清木場俊介 & EXILE ATSUSHI

「羽1/2」清木場俊介 & EXILE ATSUSHI

清木場俊介 & EXILE ATSUSHI「羽1/2
」が3月の月間ランキング1位獲得!
8年ぶりのハーモニーが支持を集めた
理由とは!?

聴き放題インターネットラジオ「FaRao」が、音楽ストリーミングランキングの3月度TOP20を発表。清木場俊介 & EXILE ATSUSHIの「羽 1/2」が1位を獲得した。
FaRaoでは、独自のリコメンドエンジンによってセレクトされた楽曲にユーザーが「Good」「Bad」を選択するだけで、自分好みの音楽チャンネルが作れるのが大きな特徴。そこで、1ヵ月間にアプリ内で再生された曲に関して、ユーザーが「Good」を選んだ回数、「Bad」を選んだ回数を集計、再生回数に加味して独自の計算で算出したのが、この「音楽ストリーミングランキング」。CDの売上枚数やダウンロードのランキングとは一線を画し、ユーザーが直観的に良い曲だと感じた曲がわかるチャートとなっている。

3月は、1位の清木場俊介 & EXILE ATSUSHI に続き、2位と3位にはテイラー・スウィフトが、そして4位にはアレクサンドラ・スタンが、5位にはオフコースがランクインした。

1位となった清木場俊介 & EXILE ATSUSHIの「羽 1/2」は、3月5日に発売された清木場俊介のデビュー10周年記念企画アルバム『唄い屋・BEST Vol.1』に収録されたナンバー。過去の代表曲の中から「唄」にこだわって選曲したベストアルバムで実現した、スペシャルなコラボとなっている。

かつて2001年にEXLEのボーカリスト「SHUN」としてデビューした清木場俊介だったが、2006年の脱退以来、ATSUSHIと2人ボーカリストとしてタッグを組むのは8年ぶり。3月12日にリリースされたEXILE ATSUSHIのソロ2ndアルバム『Music』でも両者のコラボによる新曲が収録されているが、どうやら、今回のコラボはATSUSHIからの提案で実現したのだという。清木場俊介も、自身のサイトで曲についてこんな風にコメントしている。

「不思議ですね、意識したわけじゃないのに、2人で唄うと、あの頃の声、あの頃の間、あの頃のビブラートに戻りました。10代の頃に聴いてたロックやフォークと同じで、僕にとってはあの時代も1つのルーツなんだと、再確認できました」

今は別々の道を歩む二人だが、その間には8年経っても変わらぬ友情と、ボーカリストとして尊敬しあう関係があった。ピアノとストリングスが彩るバラード調のこの曲だが、絶妙なハーモニーの裏側にそんな「物語」を感じられるところも、ユーザーの「Good」を集めた理由なのかもしれない。

そして、2位、3位のテイラー・スウィフトは、いま日本で本格的なブレイクを果たしている真っ最中。もともとポップシンガーとして人気・知名度ともに抜群の存在だった彼女だったけれど、いまは洋楽リスナーや音楽ファンだけでなく、沢山の人が口ずさむような存在になってきている。もちろん追い風になったのは人気番組『テラスハウス』。番組のオープニングテーマ曲としてお馴染みになった「私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない」(原題「We Are Never Ever Getting Back Together」)を筆頭に、TOP20に3曲を送り込んでいる。

また、オフコースは3月11日に配信限定アルバム第4弾の「春うた オフコース」をリリースしている。こちらは、以前にオフィシャルサイトで行なわれた「この季節、君が聴きたいオフコース」投票の結果を元にセレクトした企画アルバム。このリリースを記念したオフコースのチャンネルがアプリのトップ画面で紹介されたことも、TOP20に3曲がランクインした背景にあったはず。なかでも「Yes-No」は、JUJUやCHARA、最近では矢野顕子がニューアルバム『飛ばしていくよ』でカバー。様々な女性シンガーが歌い継いでいる名曲がユーザーの支持を集めた。

このランキングは、レコメンド型の聴き放題ラジオで、ユーザーが「Good」「Bad」を選ぶ仕組みを持つFaRaoだからこそ実現した、独自の指標。だからこそ、なかなか興味深い結果がチャートには表れている。そして、支持を集める曲にも、それぞれの理由が背景にはあるようだ。

TEXT: 柴 那典

音楽ストリーミングランキングとは?

聴き放題インターネットラジオ「FaRao」で1ヵ月間に再生された曲の、再生回数、Good回数、Bad回数を独自の集計で計算したチャート。CD売上枚数やダウンロードのランキングとは一線を画した、ユーザーが直観的に、本当に良い曲だと感じている曲がわかるランキング。
「羽1/2」清木場俊介 & EXILE ATSUSHI
「We Are Never Ever Getting Back Together」Taylor Swift
「Red」Taylor Swift
「春うた」オフコース

OKMusic編集部

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