芸能

松本人志 爆笑問題との日曜朝対決を制する鍵は生放送にあり

 3月31日の『笑っていいとも! グランドフィナーレ』(フジテレビ系)における、まさかの共演から6日。4月6日(日曜)10時~、因縁の対決が始まった。爆笑問題が司会を務める『サンデージャポン!』(TBS系)VSダウンタウン松本人志がコメンテーターを務める『ワイドナショー』(フジテレビ系)だ。 

 同じワイドショー系番組としてのガチンコ視聴率決戦第1ラウンドは、『サンジャポ』が11.0%と、『ワイドナショー』の7.2%を圧倒し、『サンジャポ』に軍配が上がった。初回という注目度からして、『ワイドナショー』に軍配が上がるかと思いきや、意外な結果となった。続く2回目(13日)の視聴率も、『サンジャポ』10.3%に対して『ワイドナショー』6.1%。テレビ局関係者はこう話す。

「時事ネタを扱う番組なのに、『ワイドナショー』は録画。正直、これでは『サンジャポ』に勝つのは厳しい。どうしても、録画ではニュース性が薄れてしまいますからね。同じ題材を扱う場合、当然ながら、生放送のほうが新しい話題を盛り込める。生の『サンジャポ』がこれからも有利ですよ。

 まして、最近は話題の消費期限が極端に短くなっているし、土曜に大きなニュースが飛び込んでくる可能性だって十分にあるわけです。今後、録画では対応しきれない回が間違いなく出てきます。

 たとえば、2009年8月に酒井法子が覚醒剤で逮捕されたのは、土曜日でした。酒井の身柄移送の様子や所属事務所会見の生中継を試みた同日の『情報7days ニュースキャスター』(TBS系)は、視聴率30.4%を記録しました。

 録画放送を続ける限り、『ワイドナショー』はそのような緊急事態への対応ができない。今の状態が続けば、『ワイドナショー』が『サンジャポ』に勝つのは難しいでしょう」

 とはいえ、仮にフジテレビが『ワイドナショー』を生放送に移行させようとするなら、司会の東野幸治、レギュラーコメンテーターの松本人志、準レギュラーの中居正広(SMAP)という3人の売れっ子のスケジュールを確保できるかという問題が出てくる。

「たしかに、これだけの大物を日曜の朝という時間帯に合わせるのは至難の業でしょう。番組の性質からいって、事務所側が生放送を嫌がる可能性もあります。でも、『ワイドナショー』が生放送になれば、“松本人志を生で見られる”という付加価値が付きます。そうすれば、『サンジャポ』からある程度、視聴者が流れるはず。

 最近、各局とも、似たような番組を真裏に持って行くことを避けるため、ガチバトルがなくなった。この対決が生放送で実現すれば、久々にテレビ関係者のみならず、視聴者もワクワクするはず。フジテレビ並びに出演者側には、ぜひ生放送にチャレンジしてほしいですね」

関連記事

トピックス

結婚生活に終わりを告げた羽生結弦(SNSより)
【全文公開】羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんが地元ローカル番組に生出演 “結婚していた3か間”については口を閉ざすも、再出演は快諾
女性セブン
「二時間だけのバカンス」のMV監督は椎名のパートナー
「ヒカルちゃん、ずりぃよ」宇多田ヒカルと椎名林檎がテレビ初共演 同期デビューでプライベートでも深いつきあいの歌姫2人の交友録
女性セブン
NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン