マンガ『銀魂』に学ぶ、チャンスが訪れたと感じた際に思い出したい言葉――大事なことは全部マンガが教えてくれた

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©空知英秋 / 集英社

突然ですが、「マンガ」のあるシーン・ある言葉に、ハッと気づきを与えられたこと、勇気づけられたこと、ありますか?

普通に仕事をしているだけではなかなか気づくことのできなかった考え方など、「マンガから学べた!」ってこと、あると思います。そんな仕事に人生にジンジン効いてくるマンガの1フレーズを、筆者の独断と偏見で選定、解説までしてしまうこのコーナー

今回は、ギャグを主体にしつつも、時折ハッとする名言がちりばめられたマンガ『銀魂』(©空知英秋 / 集英社)より、チャンスが訪れたと感じた際に思い出したい言葉をご紹介します。

勝者と敗者の分かれ道はどこにあるのか

少なからず負けず嫌いの要素をもっているなら、競争環境の中では常に勝者を目指したいと思うもの。その勝者と敗者の分かれ目はどこにあるのでしょうか。才能の差。努力の差。もちろんそういった要素もあるでしょうが、何より大切なのは訪れたチャンスを最大限に活かすことです。

そんな、チャンスが訪れたと感じた際に思い出したい1フレーズがこちら!

“勝者と敗者の一番の差は才能の差なんぞじゃねェ
チャンスの時を見逃さず最善を尽くした、出し惜しみしたか ただそれだけだ”

©空知英秋 / 集英社

先に記載したように、銀魂は基本的にはギャグマンガ。この言葉が出た回も話としては、完全にギャグ話の回です。とある事件で監獄に入れられていた鯱の元に、主人公の銀時から吉報が届けられます。なんと彼らが手掛けるマンガが、ジャンプに掲載されることになったと。元々連載していた作品が休載になったことの穴埋めではあるものの、それでも鯱にとっては自分が書いたマンガがジャンプに載るなんて夢のようなことでした。

しかし、急遽の穴埋めであったため、その条件は翌日までに19ページ分の原稿を完成させなければいけないという厳しいものでした。

下書きも入っていない原稿を完成させるのは、どんなに急いでも5日はかかる作業。「そいつは無茶だ!」とさけぶ鯱に対して、「だったら連載につながるこのチャンスをみすみす逃すか?」と銀時は問いかけます。

そして上記の言葉を鯱に伝えるのです。

8,568通り、あなたはどのタイプ?

ここぞというチャンスに最善を尽くす!

見るからにわかる大きなチャンスというのは、人生でそう何度も訪れるものではありません。目標を達成するためにこれまで重ねてきた努力、磨いてきた才能も、そのチャンスを逃してしまっては勝利する機会を、目標を達成する機会を逸してしまうことになるのです。

どれだけ無茶と思える内容であっても、チャンスを逃すわけにはいかない。無理だと思って力を出し惜しみしてしまえば、奇跡を起こすこともできません。

「ここぞ!」という時に迷わず最善を尽くせるか、それこそが勝負の分かれ目であることを認識しておきましょう。

8,568通り、あなたはどのタイプ?

チャンスの訪れに備えておく!

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「ここぞ!」というチャンスにおいては、たとえどんな無茶な条件が突きつけられても一歩も引くわけにはいきません。高い壁を乗り越えるために必要なのは気合と根性、そして何より「事前準備」です。

チャンスはそう何度も訪れるわけではないことを知っていた銀時は、いつかチャンスが訪れた時に備えて、最強の漫画アシスタント軍団を用意していました(それが結局どうしようもないメンバーの集まりで、はちゃめちゃなことになるのですが…)。

もちろん、できる準備、できない準備はあることでしょう。しかし「あの時事前に準備しておけば…」というような後悔をしないようにするためにも、考えられる範囲で備えをしておくことは大切です。

勝敗の決め手を才能の差と片づけてしまうことは簡単です。しかし実際には才能があるものがすべて勝者となっているわけではないでしょう。チャンスを活かせるかどうか、それは大きな勝負の分かれ目。チャンスと感じたときは、迷わず最善を尽くすことを心掛けましょう。

>>『大事なことは全部マンガが教えてくれた』シリーズ 大事なことは全部マンガが教えてくれた

監修:リクナビネクストジャーナル編集部

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