米外来機騒音増大に抗議 嘉手納爆音原告団が集会


この記事を書いた人 金城 美智子
緊急集会で外来機の騒音増大に抗議する参加者=26日午後、北谷町砂辺の嘉手納基地第1ゲート前

 【中部】嘉手納爆音訴訟原告団(新川秀清団長)などが26日、米空軍嘉手納基地への米ステルス戦闘機F22ラプターなどの外来機飛来で騒音が増大しているとして、北谷町の嘉手納基地第1ゲート前で抗議集会を開いた。約130人が参加し「外来機飛来、許さんぞ」などと抗議の声を上げた。

 嘉手納町、沖縄市、北谷町でつくる「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会」(三連協)の会長を務める野国昌春町長も駆け付け、参加者を激励した。
 新川団長は、米州軍機などの外来機飛来で周辺地域の騒音が2倍以上になっている現状を指摘し「沖縄は人間として当たり前の生活ができる島でなければならない。厳しい闘いが続くが頑張っていこう」と述べ、連帯を呼び掛けた。
 集会では、航空自衛隊那覇基地へのF15戦闘機追加配備や、名護市辺野古の新基地建設に対しても抗議した。
【琉球新報電子版】