年末年始はクリスマス会、忘年会、新年会と楽しい催しものが続く。ひと昔前なら、素敵な店を予約して盛り上がるのが普通だったが、近年では自宅でホームパーティーを開催する人が激増している。
お店にはないアットホームな雰囲気がホームパーティーの大きな魅力であるが、普段の生活感が見えすぎるのはちょっとマイナス。事前の清掃には気をつけておきたいところ。そこでここでは、自宅でホームパーティーを開催する際にチェックしておきたい、家の手入れポイントについてご紹介したい。
参考:ホームパーティー応援サイト「Party at Home」
まずは掃除の方法。きれいに見せるにはコツがあるのだ。
■光りものは光らせる
洗面所の蛇口、鏡、ドアノブ、キッチンのシンクなど、光る素材ものは、磨いておくこと。
■家具の下も手入れを
ゲストが大勢いると、床座りで楽しむパターンもありえる。いつもより目線が低くなると、目に付く場所も違う。ソファや棚の下など家具の足まわりをキレイにしておくといい。
■網戸掃除で景色もキレイ
庭に面した部屋や眺望が楽しめる部屋の場合、網戸のキレイさが見え方に影響する。ゲストの滞在する部屋だけでもいいので拭き掃除を。
さらに快適な空間にするには、食事スペース以外にも気を配る必要がある。例えば玄関。
■玄関にものは置かない
ゲストの靴であふれ帰ってしまうため、家の人の靴はしまっておく。雨の日は傘立ても忘れずに。
■荷物置き場も用意
冬場はコートなどの荷物が増える。子連れ客の場合は普段からバッグが大きめ。荷物を置く場所を玄関近くなどに用意しておくと邪魔にならずに済む。
最後に、家の中の手入れだけではなく、周囲への配慮を忘れずに。人が集まればそれだけ騒音が発生する。騒音トラブルとならないためにも、事前に「今日、人がたくさん来るのですが音が大きかったら言ってください」などと伝えておくだけでも、印象が変わる。
以前、スーモジャーナルの記事「快適マンション生活を実現! 騒音トラブルを防ぐ方法とは?」でも取り上げたが、騒音トラブルを未然に防ぐには“あいさつ”が大切。迷惑をかけてしまうかもしれない近隣の人に、ひとこと添えるだけで、「『ちゃんと気遣いができて、話が分かる人なんだ』と安心し、多少迷惑に感じていたとしても、もめ事に発展するのを避けてくれるようになる」のである。
楽しいパーティーを開催するには、自分目線だけではなく、あらゆる立場の人の目線になって考えてみることが成功の秘訣である。