1月、県内失業4・7% 求人倍率は横ばい


この記事を書いた人 金城 美智子
1月の県内有効求人倍率などについて発表する沖縄労働局の待鳥浩二局長(左から2人目)=1日午前10時ごろ、県庁

 沖縄労働局(待鳥浩二局長)が1日に発表した1月の県内の有効求人倍率(季節調整値)は、0・90倍で3カ月連続の0・9倍台となった。新規求人数(原数値)は1万666人で1963年の統計開始以降で過去最高となった。同日に県統計課が発表した1月の県内完全失業率(原数値)は前年同月に比べ0・5ポイント低下の4・7%だった。

 有効求人倍率は前月から0・01ポイント低下した。新規求人数は前年同月比10・6%(1018人)増で4カ月連続の増加となった。
 同日県庁で会見した待鳥局長は「一部に厳しさが見られるが、着実に改善が進んでいると認識している。労働市場は引き続き堅調にいくと考えている」と分析した。
【琉球新報電子版】