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2013年9月18日 (水)

DIYでウッドデッキ。一体いくら掛かるの? つくった人に聞いてみた

DIY初心者にもおすすめのウッドデッキづくり。ぜひ家族でつくってみては?(写真: iStockphoto / thinkstock)
写真: iStockphoto / thinkstock

“うちの庭にもウッドデッキがあればいいなぁ”と憧れを持つ人は少なからずいるのではないだろうか?

日を追うごとに空気も涼しさを感じられるようになり、秋の足音が聞こえるようになってきた。秋といえば「食欲の秋」に「読書の秋」、そして「スポーツの秋」。何事にも意欲的に取り組める季節だ。夏の間は暑くて庭で過ごすことが少なかったという人でも、涼しくなれば庭でのんびりする楽しみも増える。そんなとき、ウッドデッキがあればなお良さそう。

とはいえ、業者に頼むと高そうだし、自分でつくるにしても日曜大工なんてやったこともない…。そんなDIY初心者でもウッドデッキをつくることはできるのだろうか? 今回は、DIY初体験でウッドデッキをつくったという、田中さん(WEBサイト「ウッドデッキの作り方」管理人)にお話を伺った。

「まず、DIY初心者でもウッドデッキをつくれるか、ということに関して言うと、ウッドデッキはDIYの中でも技術的に簡単なので、初心者の方にこそオススメです。というのも、1mmのズレも許されない家具などと違い、ウッドデッキの場合、多少のズレは許容範囲だからです。私自身、初めてのDIY作品がウッドデッキでしたが、十分満足のいくものがつくれました」

初心者向けとはいえ、もちろん注意すべき点もいくつかある。

「最初の段階で設計をしっかりとして、何度も確認することが重要だと思います。私の場合は、設計を完璧にしていても、木材が反ってしまったり床板を貼る際に曲がってしまって、いびつな形になってしまいました。また、木材を丸ノコでカットする際、ノコ刃の幅も計算に入れないと多少ズレが生じるので注意が必要です」

また、ウッドデッキ完成後も、定期的なメンテナンスが欠かせない。

「使用する木材にもよりますが、私の場合はウエスタンレッドシダー製なので、年に1回、防腐剤を塗布するのが理想的と言われています。とはいえ、だんだん面倒くさくなってしまい、ここ数年はやっていません。最近では、メンテナンスフリーのウリンといったハードウッドが主流のようですね」

ウッドデッキを自作するメリットは、やはりその費用。田中さんの場合は、業者に外注するのに比べ、約1/4のコストで製作できたという。ちなみに予算は、6畳ほどで材料費は15万円程度。それとは別に、工具購入費が3万円ほど。さらに、メリットはほかにもある。

「自分でつくったものだからこそ、メンテナンスも自分でできますし、犬を飼ったからドアをつけよう、隣家の視線が気になるからフェンスを高くしようなど、生活環境の変化に伴って後から仕様を自由に変更できるのがいいですね」

自慢のウッドデッキは、飼い犬のための小さなドッグランや、友人が来たときのバーベキュー用、そして子どもたちの遊び場と、アウトドアリビングとして大活躍しているそうだ。

プライベートを普段より少し贅沢に過ごせるウッドデッキ。家族で力を合わせて、ぜひつくってみてはいかがだろうか。

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