猛暑の影響で今年もブームになること確実の「冷やしラーメン」。その発祥地・山形県では、多種多様な冷やしラーメンが堪能できる。
たとえば、山形市桜町の「芋子煮そば処 佐藤屋」。同店で1980年から続く夏の看板メニューが、郷土料理である芋煮と冷やしラーメンを一緒に味わえる「冷し芋煮らーめん」(900円)だ。
芋煮には旨みが染み込んだサトイモと牛肉が入り、カツオ節や鶏などでとった醤油風味の和風スープともよく合う。山形県産小麦「ゆきちから」を使う手打ち麺は、店主の息子である4代目が直々に打ち上げる自信作だ(提供時期は9月中旬まで)。
■芋子煮そば処 佐藤屋
【住所】山形市桜町5-6
【営業時間】11時半~18時半( 第1、第3の月は14時まで)
【定休日】第2第4月
撮影■岩本朗
※週刊ポスト2013年7月19・26日号