新庁舎は旧空港跡地に 石垣市長が方針「住民投票の結果」


この記事を書いた人 金城 美智子

 【石垣】中山義隆石垣市長は10日、老朽化に伴う市役所庁舎の建て替え問題で、市真栄里の旧石垣空港跡地に新庁舎を建設する方針を発表した。「現地」と高台の「旧空港跡地」を選択肢に7日投開票された住民投票の結果に基づき判断した。

 候補地をめぐっては民間の委員会が市美崎町の現在地とする答申を中山市長に提出していたが、投票の結果、1票差で「現地」を選定したのに対し、住民投票では4倍以上の差が付いた。
 中山市長は「住民投票の結果から旧空港跡地(の賛成者)が大多数だろうと判断した」と説明した。【琉球新報電子版】