レトルトカレーがうまくなる「魔法の粉」を食べてみた!

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一人暮らしにとって、安く、手軽に食べられるレトルト食品。そのなかでもカレーをよく食べている人もいると思うが、頻繁に食べていると飽きが来てしまうもの……。

いつもと変わった味を楽しみたいなら、「魔法の粉」をふりかけてみよう!

いつもと変わった味を楽しみたいなら、「魔法の粉」をふりかけてみよう!

以前、「カップラーメンがうまくなる魔法の粉」を紹介したが、これは、その名の通りカップラーメンに粉をふりかけるだけで、おいしくなるというもの。発売後、わずか4カ月で17万個を売上げるほどの人気を博した。その第2弾として、レトルトカレー版が3月10日に発売。その名も「レトルトカレーが更に旨くなる魔法の粉」。そのまんまだ。

同商品は、レトルトカレー1食分に対し、小さじ1~3杯をかけると、チーズやガーリック、さらにはごまの風味が加わるという。ごまは、カレーと合うイメージはないが、販売元である味源によると、「カレーに深みと香ばしさが加わり、手軽に『ひと手間かけた味』をお楽しみいただけます」とのこと。

さっそく味見してみよう。袋には、50グラムの粉が入っており、レトルトカレー約20杯分に使用できる。

ルーを盛りつけたら、「魔法の粉」をパラパラとふりかける。量は好みによって調整してOKとのことだったので、小さじ3杯ほどふりかけてみた。はたして味の方は……うまい! チーズの香りが口いっぱいに広がり、たしかにひと手間加えたような深みが増している。ごまの風味とルーの相性もバツグンだ。

さて、レトルトカレーにかけてうまくなることは分かったが、ここでふと疑問がわいてきた。この粉はカレー店のカレーにかけてもうまいのだろうか? 実際に試してみよう。

まずは、2013年7月に店舗数がギネス世界記録に認定された「カレーハウスCoCo壱番屋」。本格カレーがお手頃に味わえるとあって、ランチや仕事帰りに利用する人もいるのではないだろうか?

なにもかけずともおいしいことは知っているが、さらにうまくなる期待を込めてふりかけると……おぉ! うまい! 注文したのは定番メニューのひとつ「チキンにこみカレー」なのだが、マイルドな味わいにアクセントが加わっている。

続いては、金沢カレーブームの火付け役「ゴーゴーカレー」。金沢カレーは、独特の濃い味のルーと付け合せのキャベツの千切り、ルーの上にカツが載っているのが特徴だ。ボリューミーで男性客を中心に人気を得ており、全国に店舗を拡大している。

そんなゴーゴーカレーの人気ナンバーワンメニュー「ロースカツカレー」にも魔法の粉をパラパラ。しかし、正直、あまり合わないかも……。というのも、先に述べたようにゴーゴーカレーのルーはもともと濃い味付けになっている。そのうえ、カツにはソースがかかっており、魔法の粉を加えたことによって、味がしつこくなってしまったようだ。ちょっとこれは失敗かも……。

今回はカレー店2店舗でも試してみたが、本来はレトルトカレーにかける商品なので、レトルトカレーがうまくなれば問題なし! 同商品は50グラム入り=350円で販売中。なんでもレトルトカレーの「魔法の粉」シリーズは、次回作をすでに開発中だとか? 発売の際はまた試したいと思うので、お楽しみに!

(播磨谷拓巳/ノオト)

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