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島田 美那子
2013年5月2日 (木)

日本初、1/2サイズのモデルハウスが見られる無印良品の家センター

4月26日にオープンした「無印良品の家 グランフロント大阪 家センター」(画像提供:ムジ・ネット株式会社)
画像提供:ムジ・ネット株式会社

梅田の新名所、「グランフロント大阪」北館4階にオープンした「無印良品/Cafe & Meal MUJI」は西日本最大級の旗艦店。このショップの一画にある「無印良品の家 グランフロント大阪 家センター」では日本で初めてとなる1/2サイズのモデルハウスを見ることができます。

「永く使える、変えられる」がコンセプト

無印良品の家は、ほかの無印良品の製品と同様、使い心地がよく、愛着を持って永く使えるというのが特徴。さまざまな人の暮らし方に無理なく対応し、「自分でつくる」余白もある所が魅力です。「永く使える、変えられる」をコンセプトに掲げ、全棟長期優良住宅仕様を標準化。耐震・耐久性の高いSE構法の採用で「永く使える」を可能にし、間取りを柔軟に変更できる「変えられる」家を実現しています。

また、「永く使える、変えられる」のコンセプトに、もう一歩踏み込んだ取り組みとして2011年に導入された「+AIR」は無印良品ならではの画期的な全棟温熱シミュレーション。住む街の気候や土地・まわりの家の状況などで条件は違うもの。一つ一つの家ごとに、温熱シミュレーションを実施し、従来職人の勘や経験に頼りがちだった「温熱性能」を数値化し、エネルギー量や日別の冷暖房費の目安を提示。この家に住んだらどのくらいのエネルギーコストがかかるのか、その家その家にあったエネルギー効率の良い設計や暮らし方を提案しています。

●快温シミュレーションの一例

快温シミュレーションの一例

【画像1】家の温熱性能をエネルギーの削減量やランニングコストで確認できる「快温シミュレーション」(画像提供:ムジ・ネット株式会社)

日本でここだけ!1/2サイズのモデルハウス

「無印良品の家 グランフロント大阪 家センター」(以下、家センター)に設置された、「木の家」のモデルハウスは、なんと本物の1/2サイズ。内部のインテリアや生活用品など、細部まで忠実に縮小したものでコーディネートされ、これまで見たことのない目線でモデルハウスを見ることができます。

1/2サイズに縮小したことで、「木の家」の特徴である大きな吹抜けでつながる1~2階を俯瞰することが可能になり、空間のつながりを実感できます。また、もう一つの特徴でもある深い軒によって夏の日差し、冬の日差しの入り方が店内の照明を切り替えることで確認できるのも縮小サイズならでは。

さらに、この家センターでは無人型住宅営業に挑戦しているというのも特筆すべき点。従来の住宅展示場などでは営業担当者がモデルハウスを案内するのが定番ですが、ここでは音声ガイドによる商品説明を導入。約7分間の音声ガイドによる説明を聞きながら、モデルハウスやパネルを見て「無印良品の家」についての理解を深めることができます。

日本初、1/2サイズのモデルハウスが見られる無印良品の家センター

【画像2】人が入らないと、本当に1/2サイズなのか分からない程精巧につくられたモデルハウス。まるで自分が巨人になったかのよう(画像提供:ムジ・ネット株式会社)

関西最大の無印良品に並ぶ約7500アイテムの「器」となる「無印良品の家」。この家センターは生活者の視点に立った、シンプルで良い品を提案し続けてきた無印良品だからこそつくることのできた、新しい住まい販売のカタチなのかもしれません。

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