海外旅行の楽しさのひとつにショッピングがある。素敵なアパレルショップやインテリアショップで商品を眺めるだけで、ウキウキとした気持ちになるものだ。
もちろん眺めているだけでなく、気に入ったものがあれば購入することだってあるだろう。しかし海外での商品購入には気をつけるべき点がいくつかある。そこで今回は海外でのインテリア購入の際に、気をつけておきたい規制についてご紹介しよう。
お話を伺ったのは極東海運株式会社の江里口さん。まずは一番気になる税関についての規則を伺った。
なるほど、購入する際は素材を確認したり、植物についても確認が必要なようだ。もし、輸入の許可を得ることになった際はどのような手続きが必要なのだろうか。
なかなか手続きも大変そうなので、購入する前に素材などはしっかりと確認したほうがよさそうだ。では、輸入することのできる家具やインテリアの関税率についてはどうなのだろうか。5つの家具、インテリアを例にご説明いただいた。(消費税は別途必要)
■ローテーブル
無税(一部の革張りの椅子を除き、家具関係は無税)
■ソファ
木製フレームなら無税(金属やその他のフレームなら3.8%)
■ベッド
無税
■ランプ
無税(イルミネーション等を除き、照明関係は無税)
■絨毯(じゅうたん)
無税~8.4%(材質、原産国による)
※原産地証明書原本があれば低い税率を適用できる場合もある
ワシントン条約規制対象品が使用されていそうな高級家具やブランド物を避ければ、一般的な家具、インテリア品は国内に持ち込むことができそうだ。関税率も素材に気をつければ無税があるようだが、海外では輸入規制や関税を意識してショッピングを楽しもう。