年間3万円以上の節約も!? 家庭でできる節水方法

公開日:2015年1月23日

日々の暮らしで節水を心がけてはいるものの、なかなか習慣にできていない人もいるかと思う。いくら節約できるのかが分かれば、もっとやる気が出るはず!

水を出しっぱなしにしてはいけないと分かりつつも、ついついやってしまう……

水を出しっぱなしにしてはいけないと分かりつつも、ついついやってしまう……

家庭で1番水が使われているのは「風呂」で40%。続いて「トイレ」(22%)、「炊事」(17%)、「洗濯(15%)」、「洗面・その他」(6%)となっている(東京都水道局 平成24年度一般家庭水使用目的別実態調査より)。今回は、用途別に節水方法といくら節約できるのか紹介しよう。
※1リットルあたりの単価を0.24円とした場合の4人家族で1カ月あたりの節約金額。1カ月を30日として計算

風呂

・風呂水(約180リットル)の半分を洗濯、掃除、散水などに再利用する…1回当たり約90リットルの節水、約650円/月の節約

・洗髪する時にシャワーをこまめに開け閉めする(1人平均10分間の洗髪のうち、3分間止める)…1回当たり約36リットルの節水、約 1,040円/月の節約

トイレ

・大小洗浄の切り替えをきちんと使い分ける…1回当たり最大で約2リットルの節水、約170円/月の節約

炊事

・食器をため洗いやつけおき洗いする…1回当たり約90リットルの節水、約1,300円/月の節約

・野菜を洗うなど、食事の準備をする時にため洗いする…1回当たり約44リットルの節水、約950円/月の節約

洗濯

・風呂の残り湯を本洗いと1回目のすすぎまで活用する…標準使用水量が130リットルの場合、1回当たり約55リットルの節水、約400円/月の節約

洗面・その他

・歯磨きの時にコップに水をくんで口をすすぐ…1回当たり約5.4リットルの節水、約310円/月の節約

・顔を洗う時に洗面器に水をくんで使う(2分間流しっぱなしをやめ、洗面器の水2杯を使用)…1回当たり約6リットルの節水、約170円/月の節約

・洗車をする時にバケツに水をくんで洗う(20分間のホース洗車をやめ、バケツの水5杯を使用)…1回当たり約190リットルの節水、月2回洗車した場合、約90円/月の節約

例えば、「風呂水の再利用」、「シャワーをこまめに開け閉めする」、「食器をため洗いする」3つを毎日行うと、1カ月で2,990円、年間で35,880円節約することができる。

このほか、節水機器を利用するのも効果的だ。例えば、水の出し止めが簡単に行える節水シャワーヘッドの場合、約2割の節水。節水型トイレの場合、タンク容量が4~10リットルと、従来型の11~15リットルに比べ、約3割節水ができる。トイレだけでなく、洗濯機、食器洗い乾燥機など最新型のエコ家電を利用するのもオススメだ。

節水の基本は、水を流しっぱなしにしないことと、水を再利用すること。節水機器を賢く利用しながら、日々の習慣を身に付けて節水に取り組もう。

(平野友紀子+ノオト)

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