住まいの雑学
55
SUUMOジャーナル ピックアップ
2013年12月31日 (火)

自宅のイルミネーションも省エネの時代。具体的な方法を聞いてみた

一般家庭におけるイルミネーションの電気代、気になりますよね(画像提供:株式会社タカショー)
画像提供:株式会社タカショー

冬といえばイルミネーション。最近は繁華街で見かけるイルミネーションだけでなく、住宅街でも色鮮やかなイルミネーションを目にするようになった。

しかし気になるのが、一般家庭におけるイルミネーションの電気代だ。LEDを使用した商品が普及しているとはいえ、1日あたり数百円ほどの電気代が掛かることもある。なんとか、省エネ・低コストでイルミネーションを楽しめる方法はないだろうか。今回はその辺の情報を、イルミネーション商品を含めたエクステリアアイテムを扱う株式会社タカショーの担当者に聞いてみた。

まずは最近のトレンドでもあるLEDライトについて、その魅力を教えていただいた。

「消費電力が従来の電球型蛍光灯と比べて1/3以下で省エネ。さらに、高温にならないので植物に接触しても大丈夫ですし、虫が寄りにくいという特徴もあります。電球の寿命が40,000時間と長いのもメリットですね」

画像A

【画像A】2in1シリーズ。コントローラーを使い、8種類の点灯パターンに変更できるという商品。低電圧で感電することがなく安全・安心で、省電力なので電気代もカットできる。イルミネーション初心者にもおすすめだ。木に巻き付けるストレートタイプのものから、雪だるまやサンタ、ミッキーマウスなどのモチーフものまで、種類も豊富(画像提供:株式会社タカショー)

LEDライトを使用するのはもはや常識。さらにコストを抑える方法はないものだろうか?

「ソーラーライトを使うのも手ですね。ソーラーライトは、日中に太陽光エネルギーを蓄電し、暗くなると自動で明かりがつくように設定できます。CO2を排出せず、電気代もゼロ! しかも配線がいらないので、設置場所を自由に考えられるのも魅力ですね。それほど明るくはないので、飾り程度に使用するのが良いと思います」

画像B

【画像B】ソーラーモチーフライト。雪だるまやサンタモチーフのものや、ロウソクの灯がゆらゆら揺れるように見えるものなど種類も豊富だ(画像提供:株式会社タカショー)

電気代の少ない商品を使うのが大きな前提であるが、電球の数が増えれば増えるほど電気代がかかるので、目立つアイテムをワンポイントで取り入れるなどのテクニックも重要のようだ。

画像C

【画像C】ブローライト はしごサンタ。サンタがはしごを上っている様子が微笑ましいアイテム。存在感があり、これだけでも十分目立ちそう(画像提供:株式会社タカショー)

これらの商品を用いつつ、さらにコストを抑えたいのなら、点灯させる時間帯をしっかりと絞るのも効果的。人通りの少ない深夜帯にわざわざ点灯させる必要はない。デジタルタイマーを用いて24時ぐらいには消灯してしまうのも方法のひとつだ。

「デジタルタイマーは光センサーがついてるので、暗くなると自動点灯、明るくなると自動消灯します。また、タイマー機能もついていて、点灯してから一定時間後に自動消灯する設定も可能です」

自宅イルミネーション=お金のかかる趣味、というイメージはもはや古いのかもしれない。省エネのライトや手軽なアイテムを中心にそろえれば、誰でも簡単にイルミネーションを楽しむことができる。また、家を明るくしておけば防犯にも役立ちそうだ。この冬、自宅を光で彩ってみるのはいかがだろうか。

前の記事 駐輪場不足を解消! マンションのレンタサイクルシステムが話題
次の記事 ヨガ、パンづくり、英会話…。手軽に始められる自宅教室で注意したいこと
SUUMOで住まいを探してみよう