住まいの雑学
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岡島梓 /企画・エフェクト
2014年8月31日 (日)

心に余裕も! 頑張る自分を応援する“お手軽保存食”をつくろう

心に余裕も! 頑張る自分を応援する“お手軽保存食”をつくろう(写真提供:Be-Nature school)
写真提供:Be-Nature school

忙しい毎日で、ごはんをつくる余裕もない。そんな方におススメなのが、一度つくれば長期間品質をキープできる保存食。家庭で手掛ける保存食というと、数カ月じっくり漬け込む糠漬けなどが思いつくが、毎日かき混ぜる必要があったり、長期間手入れができないと腐敗してしまったりと会社員にはやや難易度が高いことも。

もう少し手間なく、気軽にチャレンジできる保存食はないだろうか? ということで料理家、フードコーディネーターにしてアウトドアフードも手掛ける「Be-Nature school」の蓮池陽子さんにお話を伺った。

「野菜のピクルスはどうでしょうか。キュウリ、タマネギ、セロリ、パプリカなどを使って簡単につくれます。野菜不足を感じるときでも、これがあれば手軽にビタミンを補えますし、買ってきた野菜をなかなか使えなくて無駄にしてしまったことのある方にも、おススメです」

蓮池さんにレシピを教えていただいたので、以下にまとめてみた。

<レシピ>
●材料
キュウリ  2本
セロリ   1本
パプリカ  1個

(ピクルス液)
米酢  300ml
水   300ml
砂糖 大さじ6
塩   大さじ1と1/2
ブラックペッパー(粒)
ローリエなどお好みのハーブ類

●つくり方
1、キュウリ、セロリは、一口大の乱切りにする。パプリカは半分に切って種を取り除いて一口大の乱切りにする。ピクルス液は全て混ぜておく。
2、ボールに1の野菜を入れ、塩小さじ1(分量外)をふりかけ全体になじませ20分ほど置く。
3、野菜から出た水を軽く絞って、消毒した(キレイな)保存瓶に入れ、ピクルス液を注ぐ。

「つくって1日以降が食べごろです。強い酸味が好みの場合は、米酢400ml・水200mlにしてもOKです。ちなみにピクルス液に油を加えれば、手づくり野菜ドレッシングの完成です。塩ゆでした鶏肉、魚やレタスやトマトにかけてもおいしく食べられますよ」

最後に、保存食の魅力について伺った。

「保存食は、忙しく働く人の応援食だと思います。手が空いたときに多めにつくっておくことで、ごはんをつくる元気がないときにでも、すぐに食べられるものになります。忙しくても、豊かに過ごしたい……。そう願う人にぴったりの食べ物。ぜひチャレンジしてみてください!」

火を使う必要もないので、材料さえそろえればお手軽につくれるピクルス。塩分の摂り過ぎにさえ注意すれば、体にも良さそうだ。一度チャレンジしてみてはいかが!

●取材協力
Be-Nature school 蓮池陽子さん
HP:http://be-nature.jp/
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