CIVIC TECH FORUM 2017

テクノロジーと作る私達のちょっと未来の話
- 市民、政府、企業、3つの視点から -

私たちはどんな立場であったとしても誰もが最終的には「市民」です。
立場を越えて、そろそろ自分たち自身のことを一番に考えてみませんか?

DATE
2017.3.25 SAT
VENUE
Nagatacho GRID

満員御礼!
イベント当日の登録はございません。ご了承ください

ABOUT

名称
CIVIC TECH FORUM 2017
日時
2017年3月25日(土)
10:00(9:30受付開始)〜21:00
会場
Nagatacho GRID 1F, 6F
https://grid.tokyo.jp/
料金
¥2,000(税込/昼軽食・懇親会費込)
※領収書がご入用の方は、当日受付にてお申し付けください。
定員
200人
主催
CIVIC TECH FORUM 2017 運営委員会
後援
経済産業省
お問い合わせ
info@civictechforum.jp

THEME

今年のCTFは3つの視点からテーマに沿った話をします。

市民コミュニティセクター

市民自身がコミュニティという形でシビックテックの活動をするシビックテックコミュニティとは本質的にどういったものなのか?民間企業でもなく、政府・自治体でもなく、市民自身が取り組む意味とは?
この数年で全国に拡がり始めたシビックテックコミュニティは少しずつ成果を出し始めています。しかし、一方で継続性や成長性、価値最大化など様々な課題があるのも事実です。あらためてシビックテックコミュニティについて考え、これからの姿を参加者みんなで語り合いたい。

民間セクター

民間企業がCIVICTECHの領域で持つべき役割は?民間事業会社、投資家だからこそ担う事が出来る役割について言及する。
経済のエコシステムを活用した、迅速にスケールを持って課題解決に取り組む様子や、既存の経済エコシステムだけに頼らない民間セクターの課題現場への参加の仕方について言及したい。

公共セクター

シビックテックの考え方を自治体向けに適応させたLocal GovTech(ローカル・ガブテック)。Local GovTechで実現する21世紀の行政に求められる課題、スタイルとは?
デジタル社会の進展に伴い、セキュリティやプライバシーを守りながらも自治体担当者がデジタル時代における新しい行政サービスの姿やより一層の効率性を実現する手法について理解を深めることが大切となっています。”Local GovTechとは何か?”を具体的な課題例とそれをささえる思想から理解できるようにします。Local GovTechにすでに取り組み始めている方々を交えて、思い描く少し未来の姿や挑戦、初めて取り組んだことなど、身の丈から始めるLocal GovTechについて語りあいたい。

AGENDA

6F メインステージ

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受付
オープニング
基調セッション(対談)
社会の課題とテクノロジーのギャップ
テクノロジーは課題を解決できるのか

太田直樹(総務大臣補佐官)/麻生要一(リクルートホールディングス Media Technology Lab. 室長)
パネルディスカッション(市民コミュニティセクター)
社会インフラとなったオープンソースコミュニティに学ぶコミュニティ運営のコツ
福島健一郎(一般社団法人コード・フォー・カナザワ 代表理事)/法林浩之(日本UNIXユーザ会 幹事)/湯村翼(国立研究開発法人情報通信研究機構 研究員)
ランチ配布
ランチ & LT
ランチ食べながら聞く事例LT
・のとノットアローン
・ディスレクシアの方のためのオンライン動画字幕読み上げシステム
・「生活と距離と人と時間と」電子行政が田舎でも必要なワケ
…などシビックテックサービスや活動を8つご紹介
基調セッション
インパクトを生みだすためのこれからの社会システム
鴨崎貴泰(日本ファンドレイジング協会 事務局長)/インタビュアー:江口晋太朗
対談(民間セクター)
社会的領域におけるアクセラレーターの役割
栗島祐介(Supernova Inc. Co-Founder & Director)/渡邉賢太郎(NPO法人ETIC. Social Startup Accelerator Program SUSANOO プロジェクトプロデューサー)
休憩
Local GovTechとは何か?(公共セクター)
司会:柴田重臣
セミナー:Local GovTech普及に必要な自治体職員のITリテラシー向上とワークショップ 竹田正樹 (ヤフー データ&サイエンスソリューション統括本部)
パネルディスカッション:データ駆動時代に求められる行政の姿とは? パネラー:竹田正樹(ヤフー)、田村浩司(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)、松崎太亮(神戸市データアカデミー担当)/モデレーター:牧葉子(川崎市)
セミナー:書籍紹介・解説 ”未来政府 プラットフォーム民主主義” 稲継裕昭(早稲田大学政治経済学術院教授)
休憩
民間セクター
シェアリングエコノミーがもたらす地域の変化
石井重成(釜石市 オープンシティ戦略室 室長)/山本美香(Airbnb Japan株式会社 公共政策担当部長)/佐別当隆志(一般社団法人シェアリングエコノミー協会 事務局長)/金澤一行(リクルートホールディングス あいあい自動車プロデューサー)/モデレーター:幸田泰尚(リクルートホールディングス Media Technology Lab.)
休憩
アンカンファレンス(創造的井戸端会議)
アンカンファレンスは対話による創発を目指します。これから始めたいこと・協働したいことや、いろいろな人と話してみたい悩みやテーマを、ここに集うパワフルな参加者へ投げかけてください。
テーマは当日受付いたします。
ファシリテーター:黒井理恵(株式会社DKdo 代表取締役)
クロージング
懇親会・勝手にシビックテック表彰

1F インタラクティブステージ

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受付
インタラクティブセッション(民間セクター)
障がい支援の現場とテクノロジー活用
成澤俊輔(NPO法人FDA 理事長)/鈴木悠平(株式会社LITALICO, LITALICO発達ナビ 編集長)
ランチ配布
ランチ
インタラクティブセッション(公共セクター)
21世紀の公共交通(モビリティ)について考える(前半)インプット
伊藤昌毅(東京大学)/宮下直子(NAOコーポレーション、他)/名田雅希(つくば市総合交通政策課)/齊藤啓輔(北海道天塩町副町長)
インタラクティブセッション(公共セクター)
21世紀の公共交通(モビリティ)について考える(後半)質疑応答&ディスカッション
伊藤昌毅(東京大学)/宮下直子(NAOコーポレーション、他)/名田雅希(つくば市総合交通政策課)/齊藤啓輔(北海道天塩町副町長)
休憩
インタラクティブセッション(市民コミュニティセクター)
コミュニティ運営のやりくり
村上純志(NPO法人AIP 理事)/モデレーター:黒井理恵
インタラクティブセッション(市民コミュニティセクター)
学生とシビックテック
新井イスマイル(奈良先端科学技術大学院大学 総合情報基盤センター 准教授)/モデレーター:鈴木まなみ
休憩
インタラクティブセッション(市民コミュニティセクター)
本当のオープンデータの話をしよう
瀬戸寿一(東京大学空間情報科学研究センター・特任講師)/モデレーター:福島健一郎
休憩

6Fメインステージの隣のリラックススペースでは、会場内各セッションの中継映像をご覧いただきながら休憩が取れるよう準備しております。さらに幼児向けルーム、お子さん向けテクノロジー学習の体験コーナー、特産品や各地コミュニティ活動の掲載なども同スペースで常に開催しますので是非お立ち寄りください。

幼児向けルーム(キッズルーム)

リラックススペース内にキッズルームをご用意しています。お子様をお預かりする託児は行っておりませんが、安全管理のスタッフを配置しております。幼児が遊べるようなスペース(部屋)を用意しています。オムツ替え・授乳が出来るような準備もしております。

お子さん向けテクノロジー学習の体験コーナー

センサー&デバイス大好きな、大人になれない大人の集団ことTMCNが、子どもたちと一緒になって楽しむデバイスを使ったテクノロジー学習の体験コーナーをやります。

グラフィックレコーディング

全セッションにてグラフィックレコーディング(グラレコ)が入ります。グラレコとは、講演や会議の内容をイラストや図解を使ってリアルタイムに共有化する手法です。その場で展開されるアドリブやハプニング、会場の盛り上がりを肌で感じつつ内容を聴き取り、構造化し見やすいよう手書きで表現していきます。分かりやすい議事録にとどまらず、参加者の関与度を高め議論を活性化することに有効です。 会場内に貼りだしますので、参加できなかったセッションを観たり、グラレコから新たなアイデアを得るなど参加者どうし意見交換しましょう。

SPEAKERS

MESSAGE

私たちはどんな立場であったとしても誰もが最終的には「市民」です。
立場を越えて、そろそろ自分たち自身のことを一番に考えてみませんか?

現在、社会はたくさんの困難な課題を抱えています。解決できそうなものは解決されてきているものの、依然、困難な課題は(後回しにされるものもありながら)多く残されています。

環境、貧困、少子高齢化による様々な問題、こういった課題に対して僕らは力を合わせていくときに来ています。 シビックテックはそんな課題に対してテクノロジーやデザインという武器を使って、これまでより効率的で安価に解決する行動だと思っています。

社会のサービスを提供するプレイヤーには大きく三つあります。 税金の再分配をすることで社会に対してサービスを提供してきた行政(公共セクター)、資本主義のエコシステムに乗っ取ってサービスを提供する企業(民間セクター)、そしてそのどちらでもない非営利型の市民コミュニティ(市民セクター)。

行政は市民自身から税金という形で資金を得て、市民に対して必要なサービスを提供します。そこには「儲かる」という考えはなく、市民のために必要なサービスを提供していくことが使命です。しかし、市民の要望が多様化していく中で限りある財源の中では、全ての要望を満たすことは難しくなってきているのが現状です。

それに対し、企業は現代の経済のエコシステムの枠組みで動いていて、何らかの方法で集めた資金を使ってサービスに変え、そのサービスで得られた利益で資金を増やしていくことでサービスを継続させていきます。企業はたとえどんな企業理念があれども営利目的の組織であることに変わりはなく、利益を追求していき、それをサービスの品質向上や継続性に使っていくことになります。

市民コミュニティはその二つのどれとも異なります。企業とは異なり、非営利型で市民に必要なサービスを提供します。彼らが活きるのは資本主義の経済システムではどうにもならない領域です。たとえ儲からないことが分かっていても市民としてそれが必要だと思えばそれを支えるのが市民コミュニティの存在意義だからです。そして、行政や企業と異なり、サービスの継続性に必要なものは資金だけとは限りません。「あの人が困っているから」、「自分が必要としているから」、そういったモチベーションがサービスの継続性を支えていることも多く、これは経済のエコシステムとは異なる別のエコシステムが働いていると考えられます。

ただ、私たちはこの三つのセクターのどこかあるいは複数に属しながらも、本質はやっぱり「市民」なんです。企業がどんなに儲かっても、行政がどれだけ効率的にサービスを提供できたとしても、最終的に私たち市民を幸せにできなければ何の価値があるでしょう。

私たち市民の血は三つのセクターの全てに通じています。 だからこそ、今、この三つのセクターについてあらためて考えてみるときが来ているのかもしれません。 シビックテックがこの三つのセクターでどう活かせるのか?シビックテックはどうあるべきなのか? CIVIC TECH FORUM2017では、異なる様々な立場の方々とともにテクノロジーを活用した未来のあり方について議論し、みんなで力を合わせて社会的課題の解決をはかる道筋を見つけていきたいと思います。

CIVICTECHFORUM2017 運営委員長 福島 健一郎
(一般社団法人 コードフォー・カナザワ代表理事)

PARTNERS

BUY TICKET

名称
CIVIC TECH FORUM 2017
日時
2017年3月25日(土)
10:00(9:30受付開始)〜21:00
会場
Nagatacho GRID 1F, 6F
https://grid.tokyo.jp/
料金
¥2,000(税込/昼軽食・懇親会費込)
※領収書がご入用の方は、当日受付にてお申し付けください。
定員
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主催
CIVIC TECH FORUM 2017 運営委員会
後援
経済産業省
お問い合わせ
info@civictechforum.jp

満員御礼!
イベント当日の登録はございません。ご了承ください

チケット購入
  • ここから先はOrinoco Peatix株式会社のウェブサイトに遷移します。
  • 申し込みは先着順で定員になり次第、締め切らせていただきます。
  • お申し込み後のキャンセル及び返金はお受けいたしかねます。
  • 当日の模様を記録する画像および映像は、『CIVIC TECH FORUM 2017 運営委員会』に帰属いたします。
  • ご記入いただきましたご住所やEメールアドレスなどは、『CIVIC TECH FORUM 2017 運営委員会』のメンバーおよびメインスポンサーである株式会社リクルートホールディングスからの事務連絡に使わせていただくことがございます。
  • 株式会社リクルートホールディングスより製品やサービス、イベント、展示会、刊行物などの各種ご案内をお送りする場合がございます。
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