住まいの雑学
55
SUUMOジャーナル ピックアップ
2014年4月10日 (木)

花粉シーズン到来!花粉の侵入を防ぐシャットアウト術とは?

いまいましい花粉…とにかくシャットアウトしたい!(写真: iStock / thinkstock)
写真: iStock / thinkstock

今年も嫌な季節がやって来た。毎年この時期になると悩まされる花粉。アレルギー症状でくしゃみや鼻水がとまらなくなる人も多いはず。

マスクや眼鏡など、外では対策をしていても、室内ではなかなか難しい。しかしどこから花粉は室内へと入ってくるのだろうか? そこで、空調メーカーダイキン工業株式会社の垣永さんに、花粉を室内へ取り込まない効果的な方法を伺ってみた。

「花粉が室内に侵入する要因は、換気による流入と、衣服などへの付着による持ち込みに分類できます」

しかし換気をまったくせずに過ごすのは難しいような…。効果的な換気方法はあるのだろうか。

「換気による流入を抑えるためには、窓を開ける際に幅を狭めるように工夫したり、換気扇を利用しましょう。特に、気温が高い晴れた日や、空気が乾燥している日、風が強い日は、花粉が飛びやすいので気をつけてください」

なるほど。換気扇の利用や10cm程度の窓開けなら、入って来る花粉の量を減らせるようだ。では衣服や洗濯物に付いた花粉についてはどうするのが効果的なのだろう?

「玄関前で髪の毛や衣服に付着した花粉をできるだけ払い落としましょう。花粉が付きやすい上着などは、玄関近くに収納し、室内にまき散らさないことも大切です。ちなみに早朝は花粉の飛散量が少ないので、洗濯物は早い時間に干してしまうのがおすすめです」

朝6〜8時は花粉の飛散量が少ないようなので、洗濯、布団干し、換気などは朝の間に終わらせておきたいところだ。また、それでも花粉が入り込んでしまった場合は、空気清浄機の利用が有効なよう。

「とくにこの季節は、花粉が床に落ちる前にキャッチするよう、空気清浄機をできるだけ長い時間稼働させるようにしましょう。さらに帰宅直後や洗濯物を取り込むときなどは風量を大きくするなど、工夫して使用しましょう」

以上を参考に、花粉を室内に取り込まないように効果的な対策を練り、いまいましい花粉の季節を乗り越えよう。

前の記事 花見が行楽として定着したのは、江戸時代のヨシムネミクスから
次の記事 引越す前にタバコのヤニやニオイ、なんとか落としたい!
SUUMOで住まいを探してみよう